今年は、まだシーズンは続く、そういうムードのジェフです。これまでは、だいたい今頃、優勝の望みが消え、自動昇格、プレーオフとどんどん夢がしぼんで消えていきました。
ひどいと残り何節かで「J２残留決定」。この数年は、そのムードになれてしまった感じがありました。
何のために試合を観に行っているのか。地獄を見たことがあるわけではありませんが、降格の可能性があるときは、まるで地獄に落ちるかのような気持ちでいました。
が、今年は違います。、試合が終わった時に疲れを感じません。野次る声は歓喜に消されているのか、聞えません。ベンチで小さなサークルができて、グルグル回り、挨拶が終わったあとにピッチの上で大きな円が回ります。なんと幸せな光景か。
サッカーは楽しい。忘れていた感情を思い出しました。
一方で、成績のふるわないクラブに関するつぶやきが聞こえてきます。ちょっと前のジェフもそうでした。ただでさえ気持ちが落ちているのに、見たくない、聞きたくない言葉がそこには並んでいます。
その言葉に傷ついている人は、どれだけいることか。当事者ならともかく、外野の人間に言われるのはつらいと思います。
いよいよラストスパート。選手はどのチームも必死に戦ってくれているはずです。私は、一体感を持って応援することで、目標に向かう選手を後押ししたいと思っています。