久しぶりにドキドキする人に出逢った



俳優【河合優実】が気になる


最初に見たのはTVドラマでの不良少女役。まだ24歳、バリバリの現代っ子なのに、古臭い昭和の不良役に違和感のない顔立ち、そして悪ぶってる感じがたまらなく可愛くて、一際目を引く存在だったし、この子すごい売れるだろうな〜という印象を持ちながらドラマは終わった



しばらく経ち、ファッション誌かなんかでこの映画を見つけ、気になってたもののなかなか忙しく、でもやっぱり見たくて終わる前にダッシュとレイトショーに突っ込んで行った【ナミビアの砂漠】



内容は詳しく書かないけど、現代の21歳の主人公の日常をただただ観ているだけの映画。

だけど、たかだか120分でも、たくさんのメッセージが届いたように思う









ほとんど動きのない毎日を追いかけて行くので、この主人公のカナ役次第で、本当に何にも思わない映画になる可能性がある中、1秒も彼女から目が離せなかった



俳優は「演じる」人も多い中で、この河合優実というひとは、演じてるようにまったく見えなくて、でも、役になりきる、とかとも違ってて、力が入ってない感じがとても心地よかった



河合優実が演じる「カナ」を観に行ったというより、例えるなら、「カナ」の【ザ・ノンフィクション】を見てたら120分が過ぎたような感じ



映画を見終わった後はしばらく、映画あるある…(なんかよくわかんない系の終わり方で、どゆこと?ってなるやつ笑)なんか、もう少し理解したくて、映画についての考察YouTubeとか見たり、監督について調べたり笑…って。。



まんまと興味を持たされて

まんまと好きになっていた



この作品について山中遥子監督が語っている↓

(niewmedia.comより引用)



「女優になります」って言って、女優になることだってとても簡単なこととは言えないのに、彼女は「女優になる」そして「山中遥子監督と映画を作る」という2つの夢を実現させているんだからほんとうに凄いよね



ナミビアの砂漠みたあと、もっと河合優実が観たくて調べたらちょうどAmazonprimeで【あんのこと】がやっててすぐ見た



この映画は実話を元に作られたという事で、胸が苦しくなったけど、日本にも今もそんな思いをしながら、毎日が地獄だと思いながら、生きてる人が実際にいる


幸せボケしてて些細な事で文句とかいう人がいるけど、どんなふうに生まれてくるかなんてわからないわけで、たまたま自分は恵まれていて普通の生活をおくることができる環境に生まれてきただけなんだと思うし、こんな風に今もどこかで生きてる人がいる事を忘れないで生きようと思った


私も自分で選んでやりたい仕事がたくさんある人だから、暇な時間とかほぼなくて、うちの子もきっと、「他の家のお母さんはいつも家にいていいな」とか思ってるだろうと思うし、愛情表現とかほとんどしないから子育てとか向いてない、子からしたら最悪な親だろうけど、自分なりにない時間の中で子供のことも考えてるし、子供がやりたいことが出来た時には応援したいと思っている

いつか、子供が親になることがあるならその時、今の自分の気持ちをもしかしたら少しだけわかってくれるかなという淡い期待は、ないと言ったら嘘になるけど…


この映画の主役が河合優実で良かった、来年出る映画もいくつかもう決まってるようなので、引き続き追いかけてみたいと思う


久しぶりにこんな素敵な俳優に出逢えて嬉しい


久しぶりにこんなに可愛いひとを見つけてしまって、髪切りたくなっちゃった笑