猫との生活はたまらない!
可愛い仕草に癒され萌えて日々笑いが絶えず、柔らかい被毛、芳しい肉球、宝石のように輝く真ん丸な瞳にメロメロになる飼い主さん続出。ちっちゃい頭で色々考えちょっとした悪知恵も働くけど、感じた愛情にはちゃんと応えようとしてくれる賢い動物。
その魔性の魅力を一度味わってしまうと、猫がいない生活など考えられなくなる……これは幾年を重ね歳を取った実母とかえでの話です。
かえでは飼い主を自ら選んだ猫なんです。外猫だった頃、一目で母を見初め、私の反対を押しきり我が家の一員となりました。その時のお話はこちら→かえでの巻
もちろん、今となってはかえでが来てくれて良かったと思っています。もしかえでがいなかったら先代の猫たちを次々に失い、母は喪失感で一気に老け込んだかも知れません。が、そっと励まし悲しみの涙を受け止め、次第にまた笑えるようにしてくれたのは、他でもないかえでなのでした。
母だけを慕い母だけが抱っこできる、飼い主冥利に尽きる関係を築いた老人と猫の生活。歳を取ってもずっと猫といたい、そう思う人には羨ましさもあるかも知れません。がしかし、そこにあるのは良いとこ取りの生活ではないようです……。
夜寝ていると
かえでが枕元に立ち
だいたい決まった時間に起こすらしいのです。
老人は眠りが浅いのを知っているのか、母が目を覚ますと『こっちきて』と誘導するそうで。
行き着く先はゴハン器の前。
かえではゴハン食べるところを見ていてほしい猫なんです。昼間だろうと夜中だろうと、ヒマであろうとなかろうと、自分が食べたい時に見ろと要求してきます。
しかし人間にだって都合があります。目が覚めたらとりあえずトイレに行きたくなるのが人の常。故にスルーすると……
トイレに張り付き早く出ろコール。人質はトイレのドア(笑)
ゆっくり用を足すことも出来ず、慌てて出ると
要求は更にエスカレートし、常時出てるカリカリじゃなくパウチをご所望。
普通の飼い主さんなら猫の健康を考えこんな時間にゴハンを与えることはないと思うのですが、無視すれば十倍にして返すのがかえでの礼儀。
猫らしからぬ足音を立て走り回り、メシを出さないなら今すぐ外に出せと脅迫まがいの暴走をするのです
しかもかえでには活動時間を仕方なく飼い主に合わせてやってる感がありありと感じられます(爆)半野生め……(-""""-;)
時は午前3時……自分の安眠確保のために無視することが出来ない母は渋々パウチを用意し
この話を聞いて私は爆笑しました(笑)間違っているようにも思えるけど、ふたりのルールがちゃんと存在し切磋琢磨しているように見え妙に微笑ましく感じたのです。
しかし歳を取るといささか猫に支配され気味になるのか(笑)ううん、こりゃただのかえでのワガママだわね……
でも、持ちつ持たれつ。微妙な力関係で成り立つ老人と猫を、私は羨ましく思います。大変だ寝不足だと文句も言うけど、母の笑顔には張り合いがあります。もちろん母には支えも必要だけど、かえでがいてくれることにより責任を果たそうとしてるのが娘の私にも分かるから……
こんな素敵な関係築けて母は……いや、猫と生活してる人は、形は様々だけどたくさんの幸せ貰えてるんだなぁとつくづく思う。一緒に生きてくれて、本当にありがとうと全ての猫たちに言いたい!
なんだか言いたいことが上手くまとまらないけど
つまりね……
どの飼い主さんもどの動物たちも、いつまでも笑顔で一緒にいられるように、健康で元気で長生きしてください。
そして今までに寄り添ってくれた子たちに感謝を忘れない、そんな人でありたいと思った小春なのでしたよく分からん内容でゴメンよ~
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出ました、我が家の猫シリーズ第三弾!よろしくお願いします