夜……猫たちも就寝前の大運動会を閉幕し眠りにつきます。


暖房の暖かさが残る居間に残る組(まると胡桃)と、ハナから布団組(すず)に別れて就寝します。すずは私を先導するかのように自ら寝室に移動し、早く寝ようと甘えます。




喉を鳴らし、笑ったような顔で眠る猫を見ていると、ジンワリと心まで温かな気持ちになるのはなんでだろう?これが幸せというもんなんだとシミジミ思うひととき。




そうこうしていると、暖房の効果が消えた部屋からまるが移動してきました。


我が家は基本、猫が寝たい場所を自由に模索させているので、強制的に移動はさせていません。寒さを感じたら自力で暖を探すのが我が家スタイル。でもこれだと寝室を締め切ることができない(人間が寒い)のがタマにキズ(笑)




自分で言うのもなんですが、私は猫たちに大人気。たぶん寝返りをあまりしないので猫たちにとっては格好の寝床なんだと思います。


でもこの時は先に場所取りしたすずに、まるは進入を阻まれてしまったのです。




今夜は冷える、布団に入りたいけど小娘とは寝たくない。反対側が空いてるけど、そこに行くのも面倒。


背に腹は変えられないまるが取った行動は近場の暖……




なんとトンネルマンの布団でした。


トンネルマンとの睡眠は危険がいっぱい。咄嗟の寝返りに轟音とどろくイビキ、歯軋り。静かに寝たいタイプのまるは、一緒に生活を始めた頃の一年目以降、トンネルと就寝を共にしたことなどなかったのです。つまり丸5年は一緒に寝たことありません。


トンネルマンは一緒に寝たくて仕方ないので、猫を拉致しては自分の布団に匿うのですが、すぐに逃亡されます。結果、まるからは『恐怖のオッサン』のレッテルを貼られてしまっているのです。




まるに飢えてるトンネルマンがまるが覗いていることに気付きました。どうせ入らないけど、これはまるを心待にしてることをまるに知らせるためのトンネルのサインなんです。




でもね残念だけど、まるは入らないよ。いくら背に腹は変えられないと言っても、トンネルの寝床になんか入らない。だってまるはトンネルと寝てヒデェ目に合ってるし、第一ママ至上主義でトンネルと寝ることなんかこれっぱかしも……




……え?ええ?




ええええーーーっっ!?!


青天の霹靂ィーーー!!!



まるが入った!トンネルの布団に……5年ぶりに!!!←声にならない叫び




トンネルマンは私が見てることを、夢うつつながらもしっかり確認し、不敵な笑みを浮かべると




無言で布団を被って、暗闇と一体化して何処にいるか分からないケモノを手探りで愛でながら眠りに就くつもりなのが手に取るように分かりました。


良かったね、良かったよ。まるとまた一緒に寝るのが夢だったトンネルマン。夢が叶って良かったね……


でもものの5分しないうちに目が覚めたせいで、よりによってトイレに行きたくなっちゃったトンネルマン。動けばまるはあっという間に去り、再び来るのは何年後か……


限界まで我慢するも、やっぱりこのまま寝ることなんか出来るハズもなく、慌てて布団から転げ出るトンネルマン




と一緒に我に返り飛び出すまる(爆)



5年ぶりの添い寝はトンネルの尿意に掻き消されたのでした(笑)



こらぁ一緒に寝たうちに入らないよ、ノーカウントだよ。


トンネルマン0点~!

残念、次回に期待!!……いつになるかな?







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