本のタイトルは「義母と娘のブルース」全二巻
物語は実母を亡くし父と二人暮らしで過ごす小学生の娘「みゆき」と父の再婚相手である義母「亜希子」との親子の絆を描いた作品です
みゆきは実母を亡くしたことで深く落ち込み心を閉ざしており、義母の亜希子はバリバリのキャリアウーマン
最初はみゆきは亜希子を怖がり、亜希子はみゆきとの距離感が掴めずまるで接待相手や取引先のような感じで接しておりギスギスした感じですがそれでもどうにか義娘のことを理解しようと奮闘する亜希子
しかし亜希子自身全てを仕事に捧げてきたためどう接していいか分からずオロオロする日々・・・
そんな中みゆきの父が病気で他界
そしてみゆきは父が死んでしまったため亜希子もどこかに行ってしまうのではないかと思い1人で生きていく決意をします
そんなみゆきのことも気づかず夫の死に目の前が真っ暗になっている亜希子にみゆきのクラスメートが彼女の異変を知らせ、そして1人で生きていく決意をしたみゆきを亜希子が発見し、自らのふがいなさと母としての未熟さを痛感
そして亜希子はみゆきの本当の母になることを誓い、母娘二人三脚の生活が始まります
それから年月が経ち高校生となったみゆきの思春期や恋愛に振り回される亜希子
パートを始めそこの店長から好意を持たれた亜希子を全力で応援していくみゆき
さらにみゆきが結婚し、子供が産まれ祖母となった亜希子など二人の半生が描かれています
4コマ漫画ですが内容はストーリー仕立てのようになっているので呼んでてなかなか面白いです
笑いあり涙あり感動ありの家族の絆を描いた作品
親が子を殺したり子が親を殺したりする昨今において一石を投じる作品ではないかと思います
血が繋がっていようといまいと母娘であることには代わりはない
まさに絆や愛情とはなんたるかを体現するかのような作品でした
ただ問題はこの漫画が少女コミックっぽいということで・・・(/ _ ; )
少なくとも少年、青年コミックの棚にはなかったw
男性の方は買うときに少女コミックの棚を流すのが恥ずかしい時は通販で買いましょうw