ぼくたちは、サウスフェリー乗り場を出て、すぐ隣にある、バッテリーパークにやってきたよ。

ここは、風がとても気持ちのいい公園なんだ。

ちょっと早いけど、滞在5日目の観光はここでおしまいにすることにしたんだ。

遠くに自由の女神が見えるよ。


$ニャンまげにとびつこう!
うきた


うきたクンは、ここで自由の女神をひとりで見ていたよ。

もう夕暮れ時だったんだ。


うきぼう「このあとは、どこかおいしいお菓子でも探しに行くっすよ」


風が吹く。


うきお「そうだな」


夕日が優しくうきたを浮かび上がらせる。


うきぼう「お兄ちゃーん、そろそろ行くっすよー」


風が優しく吹く。


うきた「ちょっと待って・・・」


$ニャンまげにとびつこう!
うきた


夕日が優しくうきたを浮かび上がらせる。


うきた「もう少し、待って・・・。あの夕日が沈むまで・・・」


風が優しく吹く。


ニャンまげ「そうしてあげようよ、うきぼう君」


風が優しく吹く。


うきぼう「そうっすね」


前奏が優しく流れる。
ニャンまげ、歌い出す。


【ニャンまげ】
小さな背中が せせらぎに溶けてゆく
呼びかけて 息を止めたよ
そっと震えていたから

もしも愛なくし 一人怯えてるなら
真っ白な木綿のシャツで
君を包んであげるよ

悲しみよ腕の中へ
どうかどうか 消えておくれ
ふと目を閉じた時に
僕に 心を映して

摩天楼の影に 君はさよなら告げる
オレンジ色の陽炎が
やさしい日々を揺らすよ

悲しみよ腕の中へ
どうかどうか 消えておくれ
君が夢から目覚めるまで
このままでいるから


間奏が流れる。


うきた「さあっ、のんびりしてないで行くよっ! ニューヨーク探検はこれからなんだっ!」

うきぼう「行くって、まだ日は・・・」

うきた「ぐずぐずしてる暇はないのっ。ニューヨークチーズケーキがボクたちを待ってるんだっ!」

猫大魔王「ウム。その前に記念撮影をしてあげるのである」

うきた「ありがとうございます、魔王さま! うきしろうもおいでっ!」


ニャンまげ、うきた、うきぼう、うきお、うきしろうで記念撮影。


うきた「さあっ、レッツゴ~~~~~~~~~~ウ!」


間奏が終わり、ニャンまげ、再び歌い出す。


【ニャンまげ】
悲しみよ腕の中へ
どうかどうか 消えておくれ
君が夢から目覚めるまで
このままでいるから

いつまでも
I'll just stay with you


$ニャンまげにとびつこう!
バッテリーパークにて
左奥ニャンまげ、右奥うきお
左前うきた、中前うきしろう、右前うきぼう