悩みながらも踏み出せないまま時は過ぎていき、3歳児健診がやってきました。
そこでも相談をしてみました。
コミュニティ保育で1人延々うろうろしていること、不安を感じていること…。
すると話はとんとん拍子に進み、市で行っている療育を受けられることになりました。
このあたりの記憶が曖昧なのですが、毎週ではなく、隔週か、月に一度のような感じだったと思います。
その療育は母子分離式で見学ができなかったため、どんなことをしていたのかいまいち覚えていませんが、ハサミを使った作業や、簡単なパズル、色当てクイズのようなことをしていたと思います。
ただ知能の発達は早い方で、数字やひらがなカタカナ、簡単な漢字は読めていて一桁の足し算もできていました。
いま思えばそれも特性のひとつだったのかもしれません。
ですが、その頃のわたしはとっくに出来ていることを療育でやることに意味があるのか、疑問を持ってしまったんです。
その時の先生とはあまり相性が良くなかったこともあり、だんだんと足は遠のき、そのうちに行かなくなってしまいました。
そしてそのまま幼稚園入園の時を迎えました。