太りにくい体質だったせいで失格か？

この間スキージャンプには体重制限があるということを記事にしましたけど、

２月１５日に~~リージュ~~　訂正リュージュ（一人用のソリで行う競技）の安田文選手が重量超過で失格になったというニュースを発見したので、

あれ？リュージュにも制限があるの？と疑問に思いちょっと調べてみました。

何でもソリで行う競技の場合、体重が重い人ほど加速がついて有利になるんだそうです。

リュージュのルールによると

操縦する選手本人の体重に制限はない代わりに

女子の場合７５キロ以下の選手はその時の体重に応じて重りを付けることが認められているとのこと。

（標準体重（75㎏）から選手の体重を差し引いた重量の75%までだそうです。→くわしくはこちら）

ええっ！ということはものすっごい重い人の方が有利なの！？

そこはさらに細かいルールがあり、

同じタイムでゴールした場合は体重が軽い人の方の勝ちになるのだとか。

また、余りに重すぎるとブレーキがないので（なんちゅう危ない競技だ）カーブを曲がるときの遠心力でふっ飛ばされやすくなるそうです。

つまり、一番加速がついて、なおかつソリを操縦しやすい体重に抑えることが勝つためのポイントなんだそうです。（→参考サイトはこちら！）

さらに調べた結果、

安田選手は去年からせっせと体重アップ（増量）に励んでいたこともわかりました。

参考にした記事から引用すると

”（2009年8月7日10時6分発表の日刊スポーツの記事より）４月から増量を始め、現時点で５９・５キロも目標は６４キロ。「重い方が速い。筋力をつけたい」。日本代表を支援する、健康器具などを取り扱う会社「ＴＡＮＩＴＡ」の指示に従い、タンパク質を中心に、成人女性が１日に必要とされるより８００キロカロリーも多い２８００キロカロリーを摂取。１日６食取るなどし、強さを追求している。”

で、結局どうなったのか！？

体重６０キロの安田選手の場合、用具と重りを合わせて１３．１キロ以内であればOKのところ、

誤って１３．３キロ分の重り（つまり２００グラム分余計）をつけていたため失格になってしまったそうです。

高松一彦コーチによると、２日前に行われた公式計量時に比べ、体重が減っていたことに気付かず、重りを付け加え過ぎたのが原因とのこと。（参考記事はこちら）

重りを含めた全体重量が既定の範囲内にあるので大丈夫と思ってたら

本人が軽くなっていた分、重りをいつもより多く乗せていたみたいなことらしいです。

（用具＆重りだけできちんと測定してたらこうはならなかったのでは？）

それにしても

安田選手って太りにくく痩せやすい体質なのではないでしょうか？

去年から増量に取り組み、６４キロが目標だったのに５９．５キロから０．５キロアップしただけの

６０キロで出場してますし、

そのうえ二日前よりさらに減っているということは