素人による演技論
少し前の話。ある日本の映画を観ました。
『容疑者Xの献身』
マシャ兄こと、福山雅治さんの「龍馬伝」ではなく、
ガリレオの方の作品の映画版です。
原作は日本で売れ売れの作家さん、東野圭吾の作品。
そして感動しました。役者さんの演技に。
堤真一さん
僕は芸術・演劇には全く疎い人間ですが、
心振るわす演技を感じ取る事ができました。
『容疑者X...』のあのラストシーンでは鳥肌が立ちました。
「どんなの?」とお思いの方、どうぞご覧になって下さい。
さぁ、TSUTAYAへ走って下さい。
Denzel Washington
大好きな俳優さんですが、僕の中では同じタイプです。
素人目に観ていても「ここまで役を作り込めるのか」という
感動を生み出せる俳優さん。そういうタイプ。
演じている俳優が、
本当にその役柄の人間に見えてくる。
それができる俳優は、Denzelと日本では堤真一だと思いました。
どんな役柄を演じていても、
全て同じに見えてくる役者さんって多いですよね。
役者というのは、こういうルックス・背格好だから、
こういう役を演じる、というのではいけない。
世間では『カメレオン俳優』なんていうカテゴリーがありますが、
俳優というのは皆、本来の個性が際立ったらいけない。
カメレオンでなくてはいけないんじゃないだろうか。
堤真一さんのあの演技やDenzelの作品を観ていて
そう思いました。
皆様はどう思われますか?