記憶 | すいかの想いごと

すいかの想いごと

摂食障害、解離性障害、発達障害(ADHD、ASD)などを抱えながら、介護業界で看護師をしています。
その時の想いごとなどを綴っています。

わたしが小さい頃、
我が家は3階建ての公住に住んでいました。
我が家は2階、
1階に住んでいたのは、
わたしの2個上と2個下の男の子がいる
4人家族でした。
わたしは、
学校から帰ると、
よくその家にいました。
クロとトラという猫がいて、
わたしは、
その猫と遊んだり、
兄弟がやるゲームを見ていたり、
茶の間で寝ていたり、
のびのびとしていました。

さっき、
そのおばちゃんから電話がありました。

数ヶ月前、
おばちゃんはわたしの働く病院に来ました。
たまたま、偶然。
久しぶりの再会をして、
携帯番号を交換しました。

おばちゃんと3時間も話しました。
電話がかかってきた理由は、
うちの病院の受診予約の件でしたが、
その話を早々に終えて、
小さい頃の話になりました。

おばちゃんは、
小さい時からわたしを見ていました。

例えば、
わたしの親がわたしと妹を比べること
わたしがおばちゃんの家ではのびのびとしていたこと
わたしの親があり得ないくらい厳しかったこと

などなど。
やはり他人の目から見ても
「!?!?!?!?」ということは
たくさんあったようです。

わたしは
おばちゃんに胸のうちを話したけれど、
仕事を休んでいることは言えませんでした。

おばちゃんは
「たまには温泉入りに泊まりにおいで。
   少しゆっくりしないとだめだ。」
と言ってくれました。

おばちゃんの家の子になりたい気持ちは
小さい頃から変わりません。

それが出来ないこともわかってる。

わたしは、
相当なトラウマみたいのを抱えていることもわかりました。

おばちゃんに
仕事を休んでること言って、
しばらくおばちゃんちにいても良かったかも。。。

なんて考えても
家から出られないわたしは
そんなこと出来ません。

おばちゃん、
電話ありがとう。

いろんな記憶が
わたしを今夜も苦しめます。