久しぶりに… | 城島充の物書き的日常

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大阪のビジネス街を徘徊しました。


心斎橋から本町を抜けて北浜を経由、

そして淀屋橋へ。


途中でもうすぐ大阪を離れる洋服店の店長にあいさつをし、

昔からお世話になっている先輩におでんをごちそうしてもらいました。

最後はこれもいつもお世話になっているお店で焼酎をおごってもらい、

終電前に帰ってきました。


実は昨日、田舎の幼なじみのお母様のお通夜にいってきました。

交通事故でした。

子供のころからよく知っている人で

帰省するとよく道ばたで顔をあわせては話をしていたので

突然の訃報に驚きました。


昔、新聞記者になりたてのころ、

地方版で「ストップ・ザ・交通事故」という企画を連載したころがあります。

考えてみれば、これだけ多くの犠牲者をだしながら、

車のハンドルを握るほど、甘い資格審査もありませんよね。

その連載の最終回、支局の前を歩いていたお年寄りの女性にお願いして

信号待ちしている後ろ姿を撮影したことを覚えています。


あのとき、取材をして記事を書きながらも

どこか、自分自身が事故のこわさについて無自覚だったのではないか。

そんなことも思いました。


ヨハネスブルグから帰ってきてまだ数日しか経っていませんが、

日々、いろんなことが起こります。


自分はどこにいて、なにをすべきなのか。


しっかり考えないと、ただ流されてしまいそうですね。


「あしたのジョー、どうでしたか?」


今日、高山からそんなメールが届きました。


彼は大丈夫、ジョイとの再戦にむけてしっかり歩むべき道を

歩んでいくと思います。