ここ数年、ビックテックや半導体ブーム、生成AIでにわかにプログラミングスクールや情報処理技術者の注目度も高まっていますが本日の仕事術はプログラマーになるための素養をお届けします。
プログラマーの素養としては、数学、電気・電子、科学技術全般の幅広い知識があったほうがよく、プロセスをドキュメント化して設計する力、仕様ドキュメントを読んでライブラリを利用したり新しいコードを作る力、そこにビジネス知識を追加して自分の専門分野を深めていくイメージです。
素養を身につけた後は実務としてビジネス知識、業務理解が必要です。企業の会計処理をするのとゲームプログラムをするのでは求められるものが違うのは何となくわかると思います。マイクロソフトではPC、WindowsやオフィスソフトからXboxゲームまで扱っていますが大勢のプログラマーがおり、分業していて別の人がプログラミングをしているはずです。
学校で扱う情報科目や情報処理技術者試験では幅広い知識が求められるので、在学中あるいは就職して年数がたたないうち取得したほうがよいです。プログラマーとしての経験年数が増えても、仕事が分業されて一部の領域ばかり扱っていると資格を取得するための知識はほとんど付きません。プログラマーとしてプログラミング言語や業務の専門性を高めるよりも前の段階のほうが、専門外のことを勉強しなおす必要がなくて済みます。
プログラマーの成果物はオープンソースであればインターネット上の公開リポジトリに置かれるので実力を対外的に示すことができますが、企業・組織に所属したプログラマーの大部分は成果物、ソースコードが非公開となり示せません。共通の尺度が情報処理技術者試験やそのほかの企業・組織の検定になるのです。
プログラマーの業務のうちプログラムを製造するコーディングの作業の比率はそれほど多くはなく、設計したり、仕様をまとめたり、テスト・品質管理に掛かる時間のほうが多くなります。ニーズに合った処理ができるプログラムが要求されるので、高度な理解力が求められます。
以上、仕事術 プログラマーになるための素養 でした。
今までデザインのリニューアルとその後の調整を黙々とやっていましたが久々の新規Webページの投稿をしました。この記事のテーマと同じプログラマーを目指すにあたって勉強すべきことを書きました。