製品レビューの心得 | 特選街情報 NX-Station Blog

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特選街情報 NX-Station Blogは30年以上の製品選定の経験に基いてパソコン、デジモノ、家電の購入の経験、そのほか日々の記録のブログです。製品についての所感、評価、クーポン&特価情報やスペックの比較をしています。

今回、製品の実機レビューを行ってレポートとしてまとめて報告する際の心得についてまとめました。製品レビューを行う場面として、一般に購入前に自身で行ったり、第三者のレビュー、クチコミ、評判を集めたりしますね。

自身が製品レビューを書く場合についての心得五箇条です。


1.製品の特徴をよく表す表現、写真を含めて注目を集める

2.製品のコンセプト、設計思想を感じとって自分の言葉で伝える

3.製品の良いところ、悪いところを洗い出す

4.類似製品、競合製品あれば比較する

5.製品購入に向けて後押しするような活用用途を提案する




1.製品の特徴をよく表す表現、写真を含めて注目を集める
 レビューの文書を読む目的は、自社購買を説得したり、自分で買う際に納得したいためですよね? 一部では製品開発元がモニターとして依頼して消費者の意見を調査するためにも行われますけど、それも売れる理由、売れない理由、改良点を把握するためですね。
 まず自分の書いた製品レビューへ着目してもらわないと始まりませんから、製品の特徴をよく表現して読んでもらうことが大切です。ネットで公開するのであれば検索結果の上位へくることや製品クチコミサイトへの掲載など露出を高めて目立つ必要があります。特に製品レビューが別のレビューアと競合している場合は重要です。製品の特性にもよりますが、たいてい3件位(異なる3人)のレビューを読んだら大体のことはつかめますね。つまりトップ3の中に入らなければならないということです。衝動買いを狙う場合もこのポジションは重要です。高額な製品の場合は購入予定の人の性格にもよりますが、良いことばかり書かれていても買って後悔しないか不安になるものです。そのため、悪いポイントが妥協できるかを複数の意見から検討しますね。


2.製品のコンセプト、設計思想を感じとって自分の言葉で伝える
 製品開発者の考えているコンセプトや設計思想を知って、どうしてこの形になったのか、色が使われているのか、インタフェースの配置や表示についての意図を感じて表現します。この部分がレビュー記事のオリジナリティになる部分ですね。書き手はここに工夫する余地があり、読み手はここに共感できるかがレビュー記事の良し悪しの評価になります。


3.製品の良いところ、悪いところを洗い出す
 レビュー記事の基本中の基本が製品の良い点(メリット)、悪い点(デメリット)を記載することです。製品コンセプトに矛盾があったり、製造元都合で使いにくい製品が造られることは良くあることですので、そこにはきちんと指摘をすべきです。
 販売広告の創られた体験記事のような良い点ばかりまとめた”よいしょ記事”では半ば騙しているのと同じです。誰しも気づくような悪いところに目をつぶってレビューを書いたのではレビューアの信頼が失われます。


4.類似製品、競合製品あれば比較する
 世の中に唯一という製品もありますが、多くの場合には類似製品、競合製品が存在します。メーカー指定で特定の一社から購入することが大筋で決まっているとしても類似製品、競合製品を調査して、比較することは重要です。
 類似製品、競合製品のレビュー経験があれば上記1~3についても比較して詳しく書けるはずです。読み手も類似製品、競合製品で選択を迷っている場合には判断に役立つ情報を提供できるに違いありません。


5.製品購入に向けて後押しするような活用用途を提案する
 製品レビューを読む人は製品購入を考えている人です。読み手の満足を考えたら製品購入に踏み切れるような背中を押してくれる記事内容が望まれます。具体的には活用用途の提案、活用事例、体験情報を盛り込むことです。



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