老化は階段を下りるみたいにコトンコトンとくだっていく。初めは階段の巾が広くてゆるやかだがだんだんせまくなる。ついにスベリ台みたいになって加速度がつきすべり落ちていく。
アンパンマンの作者のやなせたかしさんが93歳の時に語っていた老化の例えです。最初は年をとっても若い時とそんなに変わらなくても90歳近くになると急に老化が進んでくるそうです。
ちなみにこの本を書いていたころはやなせさんは様々な病気をして、さらに眼も耳も不自由な状態だったそうです。
3年前に買ったのを思い出して読んでみました。