屋内でランニングやウォーキングを行うための健康器具。

屋内で有酸素運動を行うことを目的としている。
ベルトコンベア状の踏み台をモーターの力で動かし、
速度が調節できるようになっている。

機種にもよるが、一般には以下の機能を有している。
傾斜調節 - 上り坂にすることで負荷を高めることができる
普通は電動式だが、家庭用の小型のものは手動で設定する。


・走行距離表示
・経過時間表示
・平均速度表示 - 終了後、総走行距離と総経過時間から平均速度を自動計算する。
・消費カロリー表示 - 体重と走行距離から概算した消費カロリーを表示する。
開始前に体重を正しく設定する必要がある。
・歩数・歩幅・ピッチ表示 - 内蔵の着地センサーからの情報を利用する。
・心拍数表示 - 耳たぶにセンサーを取り付ける方式と、
正面のグリップセンサーを握る方式とがある。後者は腕を振れないため正確な計測は困難である。
・緊急停止装置 - 非接触の走行者センサーが常時監視しており、動作中に後ろに落下しそうになったり転んだりした際に緊急停止する。


スポーツクラブには必ず設置されている。
各人のペースに合わせて有酸素運動ができ、痩身や持久力向上に役立つ。
筋力トレーニングほどの強度はかからないため、筋肥大の効果は期待できない。

家庭用は10万円~20万円、業務用は100万円~250万円で、
その中間の価格帯のものもある。家庭用は小型軽量化が優先されており、
モーターの耐久性が劣っていたり連続使用時間に制限がある場合が多い。