そっと耳をすませてみれば・・ ただ耳をすませて 「考える」をやめてみる それは、スイッチを切るんじゃなくて・・・ボリュームをしぼっていくように・・・その揺らぎが届くまで そこにある 自分がなにげなくあれたなら・・ 日常は、ほんのささいな瞬間をひとつひとつと、たぐりよせるように過ぎる だから自分で歩くことこそが その糸の先にあるものがひとつの灯になる最低条件・・・ あふれる不確かな情報に逃げても、些細な日常の中に しくはくすること以上の幸せは見つからないだろうから・・ その些細な日常の中にしか、ぼくらの幸せはないのだから