今年採った白めだかの卵は、室内の方は15匹程度が孵化。ホントは、もっと入れたんだけど、外の小鉢に別にしてあったものがあったらしく、今日の陽気が幸いしてか、20匹以上孵化。
卵の採取から孵化までを、室内の孵化がおもわしくない原因も、まとめてみると・・
めだかは、水温が23度で、一番活発になるので、最低温度がそれより超えはじめたら、卵を産み始める季節になってくる。
卵は、ほてい草の根っこなど卵を着け易い場所に産むので、マツモなどには、卵は見られない。
ひとつひとつが、黄色味がかった透明の球形で、指でつまんで採取(付着糸がついているとカビ易いという人もいるので、採取時には、それを取ってから入れるってことをプロブリーダーはやっているらしいが、そこまでの必要はないのかもしれない)。
ここで、今年 室内の孵化がおもわしくなかった原因を模索してみると、カビたってことらしいカビるってことは、わかっていたんだけど、くわしく方法を知らなかったってことが原因。
親めだかと同じ水に卵を入れてしまうと二日くらいで、カビてしまってダメになる。
外だと、紫外線でカビの発生が抑えられ孵化する卵が増える。
たとえば、数少ない卵を孵化させる場合や貴重種の卵などは、カルキ水とメチレンブルーで、孵化させることをすすめる。
やり方は、次のとおり
採取した卵を入れる水は、水道水をカルキを抜かないままの汲んだすぐのカルキ水を使う。ほぼ確実に孵化をさせたいなら、ここに少し青く色づくくらいのメチレンブルーっていう薬液をいれておく。
容器は、豆腐やプリンなどの容器が便利。豆腐容器ひとつに100個くらい入れて孵化させるそうなので、ひとつで十分かもしれない。
この容器が便利なのは、気温が低くなっても、ヒーター入りの水に浮かべて孵化させられること。
毎日、カルキ水で、水換えをしてやる。← カルキは、一日で抜けてしまうので、カビ防止のためと、卵も呼吸しているので、酸素の補給と、卵を動かしてやる。ってこともある。
途中、白い卵は、取り除く(青い水の場合は、青く染まった卵)← カビた卵や無精卵を取り除くことで、他の卵にカビが移るのを防ぐため
卵の中で、くるくる動くのが見えはじめたら、親の水に移してやる。カビ防止のカルキは、稚魚には、毒になってしまうから・・。