こんなに心がシクシクしていても、当の本人は感じていない・・。
どうして感じることができなくなるのか・・。
こんなにも、こんなにも 騒いでいるはずなのに・・。
思いは・・、その魂は、これまで積み重なって、今に辿り着いているはずなのだ。
苦しいのは、感じることから、目をそむけてしまっていること。
動いていないと思うのに、すっごく疲れてしまうのだ。
そう、その時のままに・・ ひざを抱えたままでいるのだろう。
その一歩が、その右足がどうしても踏み出せないでいるのだろう。
でも、今の自分は、本当に何もしないで、ただただ、そこに居ただけなのだろうか
ひざを抱えたままの、その子に手を差し伸べたりはできないのだろうか・・。
きっと、今の自分だから、手を差し伸べてあげられる。
一番、その子のことが、わかるはずだから・・。