いのりは、どうやって届くのだろう・・・
目を閉じて手を合わせている 母の後ろ姿を、見てしまった子供は何に手を合わせてるのか疑問に思う・・・
恋人が、となりで手を合わせて願い事に想いを込める姿に、このままとなりでいたいと願ってしまう・・・
年老いた父が、仏壇に手を合わせている姿をあらためて見た息子は父の愛情を思い描いてしまう・・・
・・・ほんとの思いをのった いのりは、いろんな伝わり方をしながら、なにかを伝えていく。
それは、ほんのすこしの思いの灯かもしれない・・
それは、いきる勇気に 生きる力に かわる。
ほんとの思いを向けてみたもの だけに しか わかることのない ちいさな 灯に・・。