何気に、車の窓から、見える初々しいカップルに、「・・・・」って胸の中で、ふっと呟いてた・・・んな瞬間が不思議で・・・。
今の自分が出来上がる道すがらに、見てきた風景は、ただ流れて行っただけのものを除けば、そんなに色彩豊かなもんじゃない・・・。ただ、いっぱいな時は、その色はあざやがで、くっと響きわたっていた。
思ひの淵 不覚 深淵 もがき とまどい 真っ白な触れ合い ほんとの思ひ がむしゃら ほんとの出会い ほんとのわかれ ちっちゃな絶望 焦燥 目の前の悪 ともしび ・・・
経験による推測は、実際の感覚によって確かめられ、ひろがって深まっていく。
どんなに急ごうと、そのスピードは、そのとっかかりには加速も減速もできない。とまどい、迷いながら、感じることを繰り返し実感として覚えていく。
そうして感じたものからの、予想は、よりほんものに近くなって、自分を助けてくれるはずだ。
同じものを見たり、読んだりしていても、実際を感じることができなければ、ただの情報に過ぎないんだな。
だから、のんびり・・・のんびりがいい
ものごとを感じるには、のんびりスタンスから見たものから感じるものがより多彩なものに触れさせてくれる。
それと、まちがいからの脱出もより簡単だ。柔軟にうごけるってもんさ。
たぶん、元気は、この先にあるんだろう・・・。