理解がなくてもやっていくの! | 凸凹親子の甘い生活

凸凹親子の甘い生活

中学1年の息子(ASD,ADD,LD)のこと、
保育士の母(自称ADHD)が日々感じたことあれこれ。

本日2つ目です。

今日、冬休みの日誌が戻ってきました。


すると、見事にICTでやった部分に

丸がついていないんですね。

ほかの部分はついてるんですよ。





先生、嫌なんだろうな。

認めたくないんだろうな。


と思い、だまっていられる私じゃないんですね。


たまたまなんですが、

いままで息子が提出しそびれていた

冬休み中の作文日記(一つは手書き、一つはワープロ)

を出してきた事もあり、

これも、一生懸命やったのにスルーされたら困るぞ。

と思い

学校に、電話しました。


こちらは通常学級の担任あてです。


「今日、戻ってきた冬休みの日誌ですが

漢字の部分はワープロでやらせてもらっちゃったんですけど」


「それでいいですよ。」


「あっ。よかったですか?

この部分だけ、丸がついてなくて

先生にもしかしてなにか抵抗があるのかな、と思って」


「いいです。それで大丈夫です。」


「そうですか、この部分だけ丸がないので

先生のお考えがあるのかと思いました。



なかなか、ご理解しづらいことかと思いますが

書字障がいの息子がこの宿題を自分の力でやるために

ワープロは必要な事で、

楽をしているように思えてしまうかもしれませんが

全然、楽をしている訳ではありません。



クラスの他の子で、これが出来る子いますか?」



「……。」



「彼にとって、ワープロは今後必要なスキルなので

いま、頑張って身につけている最中なんです。



そのための努力を彼はしています。



そこをご理解いただけるといいなと思いまして。」


「全然いいですよ。

月曜日でいいですか?」


「はい、お願いします。

作文も2種類ありますが、

たとえ読めない字でも書くほうが本人は

今のところ楽みたいで、

少しずつ文章をワープロでうつことに

慣らしているところなので

そのあたりもわかっていただけると良いなと思いました。」


「わかりました。みていおきます。」


すごい、先生めんどくさそうでした。

理解する気ないけど

うるさいから丸つけておこう

という塩梅でしょうね。

丸つけてもらおうと電話したんじゃなくて

理解してもらおうと思って電話したんだけどね。



認められません。

と言われたら、わかっていただけるようにお話しますが

先生、どうでもいいんだと思います。


でも、まあいいや。

これでちゃんと丸もらって

漢字や作文の提出I CTでOKだったという

実績作り完了です。



来年度からはじまる


合理的配慮


法律になったとはいえ

どこまでが合理的でそうじゃないか不透明ですよね。


ただ、一つ言える事は

一度受けた事のある支援(必要と認定された事になる)

を、正当な理由なく排除することは出来ません。



どんどん実績を積み重ねていく事

そのための働きかけが

この先の支援に繋がっていきます。


ひとつづつ、ひとつづつ




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