音読の支援いろいろ | 凸凹親子の甘い生活

凸凹親子の甘い生活

中学1年の息子(ASD,ADD,LD)のこと、
保育士の母(自称ADHD)が日々感じたことあれこれ。

息子は、読むことに関しては

障害と言えるほどではないけど苦手な方。

少し前にした検査で4割以上間違えたら、読字障害とすると、

3割5分くらい間違える感じ。

これで、


「読む力は問題ないです。」


と言われても…。微妙です。

年齢による発達で伸びていると思うし、

ビジョントレーニングの効果もあると思う。


本題です。

1年生の頃は、

国語の教科書が分かち書きになっているにも関わらず

逐字読みプラス変な場所で区切っていて

「分かち」無視でした。

黙読での?読解力はあったのですが

音読すると、


「読むと意味がわからん!」


と、怒っていました。

なので、音読は私が読んで聞かせて

さらに「分かち」の部分に斜線を引くことで

どこで区切るか目で見てわかるようにしていました。



2年生の教科書かしら?

「分かち」がなくなるの。

そのころの文章になると

やっぱり、どこで区切るかわからなかったので

私が一度、下読みして

単語のまとまりなどで斜線を入れたり

漢字にはルビをつけました。

それで、だいぶ読みやすくなるようだけど

行をとばしたり、作り読みしたり

聞いてるだけだと

それなりにつじつまが合ってるけど

教科書を見ていると正しくない。



1人で読むのは集中力が持たない事にも気づき、

一行ずつ交互に読むようにしていました。

こちらも、チェックしやすい。

読むテンポが作りやすい。

子どもが集中しやすいのでオススメです。


息子の場合は、斜線もルビも黒のままで良かったけど

ディスレクシアの人の中には

ルビが元の漢字と合体して見えて

余計わからなくなる人もいるらしいです。

色を変えるといいのかも?

息子もルビの色を赤にしたほうが読みやすいと

いっていました。


そして、今。



蛍光ペンのマーキング見えるかな?

この「の」とか

ちょっと複雑な単語をひとまとまりでなぞると

わかり易い。


うまく読めないのに

ルビや斜線を拒否するようになったので

こうしてみました。


なんかね、4年生になると

人目だけじゃなく

誰も見なくてもプライドがあるみたいなの。

ふりがな恥ずかしいらしい。


それで、これにしたんだけど

スッキリして分かり易くて

良さそうです。


ちなみに、音読の宿題は少し進化して

段落ごとに交互に読んでいます。


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