結婚するまで⑥

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手術当日。


N君が仕事休んで一緒に病院へ。
おろしてほしいって言った人についてこられても、、、

そう思ったけど。
帰りは一人で帰れる状態でもなかったから来てくれてよかったのかも。


朝イチで子宮口を広げるための処置をされる。
1度帰宅。
半日かけて徐々に子宮口を広げる。


痛い。
痛い。


ただただそれしか話せなかった。


背中をさするN君が嫌で仕方なかった。
心配してくれてたんだろうけど。


N君が望んだ中絶手術と同じだよ、、
望んだことをしてるだけじゃん。


痛みと、悲しみと、N君に対しての嫌悪感。
苦痛だった。


午後、病院に戻って
あの嫌いな椅子に座る。

看護師さんに言われて数字を一緒に数えた。

5...って言った所で記憶なくした。



目が覚めたらものすごい吐き気に襲われて起きた瞬間リバース。

落ち着いてから、
しばらく出血が続くこと。
次回の生理のこと。
薬の説明。
次回の予約。

色々話を聞いてN君の待つ所へ。


麻酔がまだ抜け切れないのか、、
だるくて眠くて仕方なかった。


痛みが、もう妊娠してない自覚を嫌でもさせた。

N君の顔見た瞬間、もう一緒にはいられないと思った。


大好きだった。
この人の子供だから産みたいと思うくらいには。


でも、もう愛情なんてもてなかった。


帰り道、N君の車でも吐き気に襲われて途中のコンビニで吐いた。


アパート帰って速攻寝た。
痛みとだるさと、、
ほんとに悲しくて。。
もう何もしたくなかった。


夜中に目が覚めて。


N君に別れようって言った。



引き止められたけど。
もう無理だった。


でも、実家にも帰りたくない。
あたし居場所ないなぁ。


つらい。


身体も痛い。
それよりも悲しかった。

守れなかった自分への罪悪感。
お腹にいなくなっちゃった悲しみ。
大好きだったはずのN君へ恨みしかないこと。。


19歳のあたしには耐えられなかった。
高校生活すべてを一緒に過ごした彼氏だった。

結婚したいと思ってたのにな。
産みたかったな。