今日の松井代表とのジョイント会見で、ある記者さんが漏らした感想混じりの質問です。「壊れたテープレコーダーでスミマセン」と、お答えしました。
みんなの党ができたのが、7年前。抹殺解党事件が起きたのが、2年前。
ベンチャー政党が結束して行くには、「何をやるか」(政策)、「どう実現するか」(路線)が一致していなければなりません。
加えて、信頼と覚悟を共有している必要があります。
残念ながら、みんなの党は浅尾代表のもとで政策実現という最も大事なミッションを忘れ、次の選挙を最優先する人達が多数派になってしまった。
おおさか維新の会は、選挙区では自民党と戦っていますから 、安倍批判をした方が選挙のためには有利ですよ。
しかし、安倍総理や菅官房長官とは連携しています。実は、これには歴史的背景があるんですが、それは別の機会に。
官邸も維新も、お互い「テコの原理」を駆使しながら、win-winの関係構築に努めています。戦略的互恵関係ってやつですね。
なぜ、それが可能なのか?
理由は、自民党の中に官邸に向かって鉄砲撃つ輩がいるからです‼️
だから、自公でもない、民共でもない、第三極が必要なのです‼️
次に、「純化路線」。これも私が唱えたもので、選挙の度ごとに大きくなって行く路線のことです。
「自民党に対抗できる一大勢力を」という魔法の言葉は小沢一郎さんが作ったキャッチコピー。
切ったり貼ったりしながら大きくなろうとする民進党路線は、小沢亜流ですね。民進党の中に小沢流「壊し屋」がいる、などというのは小沢さんに失礼だ。器が違います。
おおさか維新の会は、プチ壊し屋さんと決別し、民進路線と今や、真逆。
政界再編は政党ブロッコリーじゃない、「政党ブロック」を作れば良いだけ。
私がみんなの党代表の時は、党首同士の戦略対話から始めて、与党国対・閣外協力・閣内協力へと進んで行く与党再編の道筋を描きました。
それが政策実現の近道だからです。
テコの原理を効かせるには、重心が大事。重心がブレたり、曲がったり、崩れたりしたら、テコは働きません❗️
これからの日本政治、面白くなってきますよ~‼️