結果
漏斗胸の手術を事前にしてあるので、
レントゲンなど撮ると、
手術で入れた金属バーが見えてしまい、
手術中も見えにくかったらしいのですが、
無事、手術は成功しました。
リスク的には、
私の受けた手術の中では一番大きいものなのですが、
日に日に良くなっていく感覚があって、
だいぶ気が楽でした。
もともと高身長なのですが、
手術後7センチほど伸びました。
担当医も「こんなに伸びた子初めて見た！」って言ってました。
ICU(集中治療室)
集中治療室では、めちゃめちゃ寝ました。
寝た記憶がほとんどです。
痛みはありましたが、それよりも呼吸が苦しかったです。
鼻は酸素が通されているし、
口はかわいてる上、手術中は喉に管が入っていたからガラガラしているし。
声もうまく出せませんでした。
スマホもないし、暇をつぶすものが本当に何もないので、寝るかぼーっとするしかなかったです。
暇ですと伝えたらCDを貸しだしてくれて、トトロ見てた気がします。
ただ、ずっと見てるわけにもいかないので、ほとんどはぼーっとしてました。
病室
集中治療室で目覚めた翌日、
病室へ戻る前に、コルセットの型取りをしました。
何人かに抱えられて台に乗せられ、
ラップみたいなものでぐるぐる巻きにされました。
病室に戻るとスマホが触れるので最高でした。
ご飯
病室へ戻った翌日、初めてご飯を食べました。
(それまでは点滴だった)
お米はおにぎりにしてもらって、
おかずはくしを渡されるので、それに刺して食べます。
まだ座ったままではいられないので、寝たまま横を向いて食べます。
何を取るにも横向きなので難しかったです。
お米も、数粒ずつ食べないとすぐに喉をつっかえてしまって窒息しそうになるので苦痛でした。
水を飲もうとして溺れかけたりもします。
痛み
背中の痛みは、
昼間はそこそこですが、夜は特に痛いです。
最初のうちは、
ナースコールを何度も押して、何度も体勢を変えてもらってました。
体勢を変えた直後は痛みが引くのです。
少しするとまた痛くなります。
痛みで寝付けないので睡眠薬を飲んだりもしました。
手足の痺れ
入院中は手足の痺れが頻繁に起こりました。
看護師さんに「手足に痺れなどありませんか？」
と聞かれるので、「あります」と答えると、
痛み止めを控えることになりました。
後々聞くと、
原因を調べるため、一時的に止めただけで、もう止める必要はなかったのですが、
原因を調べるため止めると言われたきりで、
もう大丈夫とは言われてなかったので、
痛みより痺れの方がまずいのかなと思って、
しばらく痛みを無駄に耐えてました。
睡眠薬まで使って…早く聞けばよかったな。
経過
早くに座れるようにはなりました。
背中に血抜きの管が入っていたのですが、
それを抜く時は本当に、なんとも言えない感覚でした。ゾワってします。しかも長い
コルセットが来てからは、
歩行機(歩く時の支え)を使って、トイレまでは行けるようになりました。
すると尿管なども外れます。
漏斗胸手術のことで、脇下あたりに突起があって、
それに当たると痛いので、コルセットを削って調節してもらったりもしました。
トイレ
入院生活ではトイレが一番辛かったです。
元々便秘気味なので、
座ってるだけでも辛い体でその状態だと、本当にしんどくて泣きそうになります。
しばらく座ってると、
頭から血が引いて、視界がぼやけてきて、今にも倒れそうになるのです。
そんなに辛い状態で、
何度トイレに行っても思うように出ないんですよね…
そんな日がしばらく続いたので、もう体調が悪くて仕方なかったです。
下剤を飲んだり、浣腸をしたりしたけど、うまく行きませんでしたね。
最終的には無理やりかき出したりして、うまく行きました。つらかった
以上です！まだ続きます！！
次回はリハビリについて書きます。