現在、コロナワクチン接種会場で派遣看護師をしている恭子です。
ここの会場で働いている看護師は、全て派遣会社からの派遣で来ている人達です。
若い人からベテランまで揃っています。
みんなの話を聞いていると、面白いです。
今までに会ったことのない人達です。
ジプシーのように本当に毎月職場が変わることを自ら望んでいるような人たちなのです。
話はとっても興味深い。
どこへでも行くフットワークの軽さ。
どの職場でも馴染める人当たりの良さ。
週6日働いても全然大丈夫な体力。
でも選ぶ基準は時給。
安いところには絶対に行かない。
『コロナバブル』という今、一時の看護師需要に上手に乗り、短期間で大金を稼いでしまおうとするハングリーさに恭子は少しタジタジしてしまうのです。
恭子は今月で派遣看護師を卒業しますが、世の中の看護師界では逆の流れみたい。
いいんだもん。
ゆっくり次の正社員になれそうなところ、探すんだもん