仕事が始まる30分以上前から働く看護師が約7割もいるというニュースへのコメント7つ | ナーススクープ

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■ 看護師の未来

長野県内の看護職員の時間外労働が全国平均と比べて多いことが7日、県医労連が発表した実態調査でわかった。

今回、この記事の内容では看護師の無賃金労働の常態化とそれに伴った看護師の仕事への影響について書かれています。

現在、同じ福祉の職業として介護士の賃金についても多く協議が行われていますが、看護師も介護士もほとんどの人は給料の支給額は高い方が良いと感じていると思います。しかし、過度な労働により体調を崩したり患者への処置を誤って行ってしまうとなれば、それは一個人の問題ではなくなってしまいます。

県内で、始業前に30分以上の時間外労働をしている人は、日勤の場合で66・8%。全国平均の53・2%より約13ポイント高かった。終業後も、日勤の場合で60分以上が56・3%で、全国の44・0%に比べ約12ポイント高かった。

この記事では長野県でのデータとして話が取り上げられていますが、全国平均の数値もけして低いとは言えません。

そのような業界の中で今後も職業に従事されていく方々はある意味、労働に見合った給料をもらうというよりも、給料ににあった労働をする、という考えに変わって行くのかもしれません。

 

■ 看護師のような職業にこそ、政府主導で働き方改革を進めてほしい

長野県で働く看護師や助産師の時間外労働が全国平均よりも高い、ということですが、その全国平均が既に高い数字となっているので、看護師全体の問題であり、医療のお世話になっている国民全体の問題ともいえます。

最近では人手不足で、午後4時から勤務し、仮眠をはさんで翌日の午前9時まで14~15時間の勤務をする2交代制夜勤も増えている。2交代制夜勤の場合も前後に時間外労働が多く、「仮眠もほとんどとれない実態がある」(佐久総合病院の看護師)といい、実質20時間ほど続けて勤務しているケースもあるという。

看護師たちは医療現場で働いているという責任感から、時間外労働をせざるをえない状況にもあると思います。慢性的な人手不足で忙しい、時間外労働が増える、その結果辞めていく人も増える、という悪循環になっています。

政府は働き方改革を進めていく、と言っていますが、この働き方改革の提案は平日勤務のサラリーマンを対象としたものばかり。看護師をはじめ、日曜祝日の勤務や夜勤がある職場で働く人たちが働きやすい環境を作っていくことを真剣に考えてほしいと思います。

 

■ 看護師さんの時間外労働は全国的にも課題

実は長野県というのは男女ともに各県で比較すると全国でも最も長寿県であることが知られています。この様なことは直接的ではないでしょうが、多少なりとも医療機関や医師たち、其れに看護師たちの不断の頑張りがあることも否定できないのではないでしょう。

時間外労働が常態化している一方で、71・7%(全国64・9%)が賃金不払い労働(サービス残業)があると回答

ただ、この事は長野県に限らず全国的にも看護師たちの時間外労働や時間外労働をしても其れなりの対価が支払われていないという事例や実態もあるようなのです。それで無くとも、看護師達の仕事振りというのは普通のOLさんなんかと比べると、かなりハードに考えられる事も確かです。

其の為にも、少なくとも労働時間は時間外労働などはできるだけ無くして、心身ともに安定したミスのないような仕事をしてもらうことが肝要にも思われるのです。

 

■ なぜ看護師の時間外労働が常態化しているのか

医療・看護事故が起きる背景については「慢性的な人手不足による現場の忙しさ」を挙げた人が78・0%にのぼった。

看護師業界では全国的に時間外労働が常態化しており、長野県ではそれがより深刻な問題になっているとのことですが、その一番の原因は慢性的な人手不足だと思います。

日本では今後少子高齢化がますます深刻になっていくと思われますが、そうなると看護師不足はより深刻な問題になっていくでしょう。看護師の待遇を改善することにより、看護師を志望する人を増やしたり、看護師を辞めた人を再び現場に戻したりする必要があると思います。そのためには今より多くの医療費が必要になりますが、だからといって保険料や税金を値上げするのは反対です。

ではどうすればよいかというと、安楽死制度を導入することで医療費を削減するべきだと思います。現状では安楽死制度の導入については賛否が分かれているので、国会で真剣な議論をすることから始め、徐々に国民的議論を深めていくべきだと思います。

 

■ 看護師の労働時間問題、またかと思うのは私だけ?

長野県の看護師さんの労働時間が全国平均よりも長いという記事が出ていました。

でも、実際のところ、看護師さんの労働環境の改善がうたわれるようになってから、もう随分の年月が経ちます。そのせいか、とある県の看護師の労働時間が全国平均よりも長いという話を聞いたところで、ニュースとしての新鮮さや驚きは全くありません。それどころか、またかと思ってしまいます。本当に残念なことです。

しかしながら、2025年、団塊の世代と言われる人たちが全て後期高齢者になり、日本は超高齢化社会に突入します。残すところ10年もありません。早いところ、看護師さんの賃金を含む労働環境をきちんとしてあげないと、日本人、外国人問わず、日本で看護師さんになろうとする人がいなくなってしまうことでしょう。

看護師さんのいない病院ってどうですか。考えただけでもぞっとします。自分は看護師さんじゃないから関係ないとは思わずに、少なくとも問題意識くらいは持ちたいものです。

 

■ 看護師の働きすぎ過酷な労働問題について

ブラックな職場が問題となっていますが、中でも長時間勤務で夜勤の多い過酷な職業が看護師です。

記事のアンケートに答えた看護師らのうち、7割弱が始業前にもかかわらず30分以上の労働を強いられたり、10時間以上ほとんど仮眠を取ることができずにそのまま労働しているという実情。これは大きな問題であり、医療ミスや重大な過失を生んでしまう結果となるケースも多くなります。

そのことから、長時間の労働や夜勤を日々経験している看護師たちはかなり大変です。

長時間労働で鬱になったり、精神的に追い込まれて命を落とすという人たちが増えていることから、ますますそのような問題が起こってくる可能性があります。なので、看護師の始業前の30分以上の労働は良くないですし、その分の対価はしっかりと支払う必要があると思います。

 

■ 看護師だから献身的に仕事をして当然?

看護師の友人から同様の話を聞きました。

例えば朝8時半からの出勤なのに、7時半には行かなくてはいけないというので理由を聞くと「夜勤担当の看護師と患者さんの病状などの引継ぎがあるから」と言っていました。始業時間の1時間も前に行き、しかもサービス残業というのは一般の仕事では苦情が出るだろうと思いました。

この記事ように、看護師の人手不足が一番の大きな問題なのだと思いますが、それと同時に命を預かる仕事だから、定時出、定時帰りなんてあり得ないというような、看護師だから献身的に仕事をして当然というような風潮があるような気がしました。

命を預かる職業だからこそ、職務規定はしっかりとし、余裕を持って仕事ができる環境を整えることが大切なのではないかと思います。

 

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