ある大工さんを、私の別の建築会社さんに紹介した
その大工さんは一人親方
開業をしたばかりである
だから私が彼にとって初めての税理士である
幸か不幸か
そこで二人は私に関する話題になったそうだ
その一人親方は、建築会社の社長に聞いた
僕は会計事務所なんてものは初めてなんですが、税理士ってこんな感じなんですか?
その答え
いや、違う!あの人は特殊だよ
・・・・・・
彼にとって幸か不幸か、私に当ってしまった~!
のである
会計は大事だし、軽視しては絶対にならない
現状を元にした将来予測は不可欠だ
しかし数値を作るのは、経営者の行動
経営者であるか、技術者であるか
若い大工さんに、2~3時間の内大半をそういう時間に費やす・・・・他もそうだけど
数字の話は、その時間の内20%くらいだろうか?
経営者でなく技術者であろうとも、経営は行っていかねばならない
人を使って大きくやるか、やらないか・・・・だ
経営の原理原則論を、大いに毎月ディスカッションするのである
どうなりたいか!
どうしたいか!
そのための課題は何なのか!
そこに集中してお話しする
そこで将来予測などの数値を交えていけば、お客様も納得がいくだろう
納税予測も、経営計画も生きてくる
そんな大工さんの話に戻るが、初めての税理士は税理士として珍しい人らしい
要は、顧客に興味を持つかどうかだけだと思うんだけどな~
確かに顧客に命令したりする会計事務所を良く聞く
この会計事務所は、顧客に興味がないんだなって、そう思っている
私は双方向の会話で、よりよい経営と関係づくりのお手伝いを手を抜かずに続けたい
これが、私の経営者としての原理原則の一つだ
そんじょそこらの会計事務所じゃないことが分かって、うれしかった!