昨日の続きです。



財部さんの講演会でのこと。



サンデープロジェクトでもおなじみですね。



印象に残ったことを、3点ほど。



1 内需拡大なんて、おかしい



民主党が重視する、内需拡大。



資源のない日本が、外需に頼らなくてどうするビックリマーク



外需を中心に、国を考えねば。



そもそも、グローバル視点で経営を考える時代だ。



また、鎖国時代に逆戻りする気かはてなマーク



・・・・私は、内需拡大に挑戦する精神は、崇高だと思う。



今まで外需に頼りすぎた結果が、ご覧の通り。



「すぎちゃった」んだよね。



どっかの国のツケを、一番くらってしまったのは、我が国日本。



肝心のお得意さんである日本を、疎かにすべきではないと思うのだが・・・・



2 中国で成功する経営者は、日本でも成功する。



中国人は人をすぐだますと言われるが、そうではない。



本当に毎日寝食を共にするくらい、どっぷりつかれば、中国人は信頼する。



人を信頼したら絶大な点は、我々日本人よりはるかに上だ。



なのに、中国にある日本の企業は3年くらいで経営者が代わる。



ほとんど全部の日本企業が中国で失敗する原因は、そこだ。



イトーヨーカドーなんかは、そこが違う。



四川にある現地法人の日本人は、ランチも夕食も必ず現地人と一緒。



おなかを下しながら、四川料理を食べる。



イトーヨーカドーは、そんなことを十年続けた。



結果、現地人から絶大な信頼を得た。



今は、トップ以外は現地人が管理職を占める。



会社の理念を語らせたら、日本人より上らしい。



日本の経営者も、かつてはこうだった。



命かけて仕事に打ち込む日本人は、本当に少なくなったものだ。



・・・・中国の現地法人を見たことないので、分からない。



でも、やはり信頼関係がどの国においても大事。



これは間違いない。



なるほど、中国に行けば儲かると思って撤退した企業は、数知れず。



表沙汰にならない無残な撤退は、有名企業にも山ほどあるらしい。



中国の悪口言う前に、中国に命をかけてみろということか・・・・



それは賛成だね。



3 中小零細が、生き残る方法。



質疑応答にて・・・・



グローバル視点で、戦略をたてろというのは分かった。



中国やアジアに目を向けろというのは分かった。



でも、我々中小零細は、資金もなければ人手も足りない。



そんなことしようにも、なかなか出来るはずもない。



どう解決したら良いだろうか・・・・・



という質問。現実的な良い質問である。



財部氏。



M&A、共同出資、今は中小零細の組織再編が盛んである。



それを専門に扱う企業は、いまや上場を果たした。



大いにその会社を利用したら良い。



・・・・最後は、外れたあせる



みんながその問いへの答えに期待しただろうに・・・・私も、その一人。



取材を重ねたジャーナリストは、底辺の現実を知らなかった・・・・



ザンネン。



その答えに、なるほど~と感動した聴講者はほとんどいなかっただろう。



でも、一つの意見として聞いておこうか。



こんなところかな。



2番目のポイントは、身に染みた。



どれだけ入り込んでやるか、やるか・やらないか。



それに尽きるだろうね。



身を投げてやり遂げようとする日本人は、確かに減ってきたね。



そんな反省をしました。




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