こんばんわ~![]()
またまた一週間が始まっちゃいましたね![]()
今日も「目指せ未来会計」を始めましょう。
第一章は、これでおしまいとします。
通じてみてみると、結局未来会計によって得られるものは「気づき」なのです。
つまり、通常の試算表ではわからないことが分かるようになる。
それが、未来会計の第一歩です。
現に中期経営計画から短期経営計画に落とし込んだお客様の事例。
今のままの売上高から、いくら足りないのか![]()
経営者とは、鋭いものです。
だいたいどれくらい必要か・・・を、肌で感じています。
長年その会社を継続してきた社長様は、その感性が優れております。
しかし・・・・経営者は孤独です。
現実に会社はここまでやってこれた。
だからきっと、間違ってはいない。これは真実であり現実。
でも、本当にこれでいいのだろうか![]()
これを相談できる相手が、まずもっていない。
異業種交流会などで漠然とした相談はできるものの、数字までは相談できません。
本当にこれでいいのだろうか・・・・の問いに答えることができるのは、税理士が最適です。
なぜなら、会社の数字を隅々まで知っていますから。
では、いくら売り上げが必要なのか![]()
その問いに答えられる税理士が、この世にどれくらいいるのでしょう。
それが経営に役立つ税理士の姿と言えます。
必要な売上高とは![]()
現実的には、税金を支払って、なおかつ借入金を返済しうる売上高のことです。
簡単に言うと、他人様(保証人など)に迷惑をかけずにすむ売上高。
その数字を「パシッ」っと出すことが、未来会計の第一歩です。
それによって、社長様の心に安心が生まれます。
ああ、それで良かったんだ・・・って。
オレの勘は当たってたんだな・・・・って。
その安心感が、未来会計の効用その4と言えます。
その社長様には、そのように言っていただいて幸せでした。
ただ、その期その期にとらわれると、糸の切れた風船状態です。
経営に統率がない。
どんな会社になるかわからない会社に、従業員は定着しません。
借入金を返すのは、確かに必要です。
しかし、それだけの経営で会社の将来が見出せるのでしょうか![]()
利益を従業員や役員の給与に回して、会社の内部留保は最小限。
これも一つの将来像。
でも、その給与をいくらにすることが、社員や役員のモチベーションにつながるのでしょうか![]()
年収1000万円
1500万円![]()
そのために必要な利益は
売上高は
限界利益率は![]()
給与などの単純な目標でもいいのです。
会社の目指す姿を描いていかねば、その会社はその場しのぎの経営になるでしょう。
その場しのぎの経営を、否定はしません。
しかし僕は、そのような会社に夢は持てません。
きっと、その会社を転職するでしょう。
今が高給であっても、その高給が長続きしないことが予想できますから。
だから、こんな会社を目指すんだ
・・・という「絵」を会社に掲げます。
その「絵」が正に経営計画であり、その「絵」の描き方が行動計画です。
100%実現できないものを掲げるなんて、経営の実態を知らないんじゃないか![]()
そんな問いかけを受けたことがあります。
じゃ、何のために経営をしているのですか![]()
自分の生活のため
それもいいでしょう。立派な目標です。
でも、それじゃ人はついてきません。
あなた(社長)の家族のためには、働きたくない
ってなってしまいます。
現実その方の会社は、すぐ従業員が辞めていってしまうそうです。
その会社に「理念」がないということです。
その会社に長く勤めたって、彼らにとって何のメリットも感じないのです。
最近のサラリーマンは、生活のためだけに働きはしません。
自己実現が必要な要素と考えます。
そのための条件の一つとして、従業員とも共有できる夢が必要です。
つまり、未来会計の効用として、「経営に統率力を与える」ことも挙げられます。
また、事業を大きくするつもりがなくても、お金を回すことは絶対必要。
お金が回るための仕組み作りも、未来会計の効用になります。
まとめましょう。
すぐ足もとのことでは、借入金を返すための売り上げがいくらなのか・・・がわかる。
経営を大きくしたい、という点では、儲ける仕組みがわかる。
従業員のモチベーションをあげることができる。
小さな規模では、キャッシュフローを回す仕組みがわかる。
経営に不可欠な数字の流れを掴むことができます。
会計は、経営の成績表。自己満足では終わりません。
ぜひ、未来会計をお試しください。
僕の顧問先では、もれなく未来会計を導入しています。ごく自然に。
お気軽にどうぞ![]()