Akira Kosemura『Tiny Musical』 | ぬめんちょ君、かく語りき

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僕はあまり自分でお金を払ってCDを購入するという習慣を持たないのですが、たまに友人との待ち合わせまで時間が空いてしまって暇を持て余したときなんかに、ふらっとHMVに寄ってみたりします。そして、試聴をしてみて「あ、なんかこれイイ!」と思って買ってしまうことも、今までの人生で2、3回あります。その中の1回がAkira Kosemura『Tiny Musical』です。

今から10年くらい前に新宿のHMVで時間潰しのウィンドウ・ショッピングならぬ「ヘッドホン・ショッピング」(試聴ね)をしていたところ、おしゃれなジャケットと、店員さんお手製のポップに目を惹かれて試聴してみたのですが、聴いてすぐに何か感じるものがありました。女性に対しても一目惚れした経験など今までに一度しかないのに、音楽にすぐに運命を感じてしまうなんて、もちろん初めてのことでした。「迷うことなく」とはいきませんでしたが、15分間の熟考の末購入を決意しました。それ以来、本当にこのCDを繰り返し聴いているので、通算するとこのアルバムに収められている曲を1曲聴くのに1円も払っていない計算になります。本当に買ってよかった!

さて、このCDにどんな音楽が収められているかと言うと、基本的にはピアノベースのニュー・エイジ、あるいはイージー・リスニングに分類されるジャンルです。しかし、その中にいろいろな実験的な要素が詰まっていて、それが面白いんです。「逆再生」を使ってミキシングされた曲は、頭がくらくらするような刺激があり、不思議な世界に誘ってくれます。

アルバムの中で特にオススメなのは、「Light Dance」です。川の水面に反映する月明かりが、川の流れに合わせてキラキラと飛び跳ねてダンスをしているような、まさにそんなメロディーなのですが、どこかもの哀しい郷愁を誘う傑作ピアノ曲です。あまりに気に入りすぎて、ピアノを弾けない僕が、最後まで弾き通せるようになるまで猛特訓してしまいました。

ところで、アーティストである Akira Kosemura って一体誰なんでしょうかね?どんな活躍をしているのか?その場でぱっと手に取って買っただけなので、あまり情報が分かっていません。この作品以外にも世に送り出している作品はあるのか?知っている方いらしたら、ぜひご一報を!

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