2005年06月15日(水) 02時51分59秒

先週と今週のモーニング

テーマ:マンガ
何かすでに先々週と先週になってるのはまあ気にしない方向で。

2005 6/2発売 27号

バガボンドがエロい。別に今までも濡れ場シーンがなかったわけじゃないけど、今回のは今までの濡れ場シーンより気合いが入っている感じがした。何となくだけど、こういうのも表現の幅を広げるために描けるようにならなくてはならない、という意志で描かれているような感じ。別にそれが悪いというわけではなく。

島コー。卵投げられ→演説→みんな納得→島コーすげぇ!まあいつものこと。リアリティとか全く感じないけど読んでて笑えるからいいや。もう何というか伝統芸の領域に入りつつある。

カバチタレは今回のシリーズは相手の悪徳弁護士は見るからに相当手強い上に事務所の助けも得られなさそうで、なかなか面白そうな展開。たぶんどこかで行政書士試験に合格して個人的に戦うことになるんだろう。

夏子の崖ことオンサイトは今回も本格的にクライミング話。のぼり方の説明が事細かにしっかり描かれているのは個人的に好き。これくらい説明があると、クライミングというスポーツ自体が身近に感じられて面白い。ちょっとだけやってみたくなった。きつそうだけど。

誰も寝てはならぬで、助けてと叫んでいながら声をかけると大丈夫ですと言って帰る女の人、似たような人が前にうちの近所にもいた。夜中にアパートから叫び声あげて外に出て、何かと思って声をかけたら何でもありませんとか言って帰るの。あれは何かのプレイですか。


2005 6/9発売 28号

表紙は蒼天航路。これが最後の表紙かもしれないと思うとしみじみ。しかも今週は関羽の夢の中に桃園の誓いが出てきて関羽が微笑んでいるところがとてもたまらない。桃園の誓いをまさかここに来て出すとは思いもよらなかった。最初の構想でここまで温存していたということはさすがにないだろうけど、こういう演出は三国志好きにとっては胸を打つなあ。

久々登場の働きマンは、仕事の理想と現実のせめぎ合いの話。後編でどう落ち着くのかはわからないけど、前編の段階ではとりあえず面白い。どんな仕事でもこういう悩みはほんとあるよなあ。かといって理想が実現できる職場がそうそうあるわけじゃないし、結局商売だから需要との関係だし、と思わず考えてしまう。世の中難しいね。

ナースあおいに出てきたイネイブラーという言葉、これはまさにブラよろの斉藤くんな気も。皮肉だったりして。まあ、人を何とか助けたいという気持ちは一歩間違えると共依存の関係になってしまうから、ほんと難しい。自分自身も経験があるだけにその怖さはわかる。助けなんてものはあくまでほんのわずかなものであって、最終的には本人が自分でどうにかしようとしないと他人にはどうしようもない、と今は考えているけど。

神の雫で楽天使ってワイン検索してるんだけど、何か実際にこのマンガの影響で取り上げられたワインがよく売れているとか。すごいね、ワインブームってもう落ち着いたと思っていたんだけど、ワインが与える特別なイメージは今もなお強く有効なんだ。俺はこれ読んでも特別にワイン飲みたくはならないけどなあ。フランス料理は食べに行きたくなったけど。

ちばてつや賞のロータリーサイドは絵柄がなかなか濃くて好みは分かれそうだけど、俺はけっこう好き。キャラの動きとか構図に味があっていい感じ。ギャグも全体的に笑えた。
AD
いいね!した人  |  リブログ(0)
2005年05月28日(土) 21時50分21秒

今週のモーニング

テーマ:マンガ
2005 5/26発売 26号

なぜか先週に続いて特別定価300円。てっきり先週の豪華表紙が特別定価の理由だと思っていたけど、そうじゃなくて値上げのための観測気球としての特別定価の予感。まあ雑誌は利益出なくて大変だしねえ。講談社は単行本も利益を確実に出すために品数絞るようになったし(そのせいで島本和彦のゲキトウは1巻しか出ていないというひどい話)、色々必死なんだろうね。

巻頭は先週に引き続きバガボンド。先週の頭で予告のような形で盛大に斬られていた伝七郎はすでにかませ犬感がプンプンに漂ってますな、可哀想に。その分清十郎に期待したいが、戦うのは読者時間で3年後くらいになりそうなのが怖いところ。サクサク進んで欲しいなあ。

チェーザレがようやくの連載開始の第二回。のわりに扱い地味すぎる。そうか編集部の期待はそんなもんか。これはアンケート必死で送らないと。天然100%なアンジェロくんのいい感じな狂言回しっぷりが面白い。こういう、コミュニティの外側から来たストレンジャーが空気を読まずに場をかき回して狂言回しの役割を演じるパターンって何があったっけなと考えていたのだけど、これはというものを思い出せなかった。BANANA FISHの初期の方とかが当てはまるかな。

大使閣下の料理人は中国話で島コー以上のリアリティを持ち、料理ものとしてクッパパと神の雫より美味しそうで、萌えマンガとしてわたしはあいより萌えるキャラが出ていて、いつもながらに安定した面白さ。熊の手食いてえ。

で、そのクッパパはまこと青春編の完結編。なんだこのさわやかなどらまわ。いや、いいんだけど。「もっとさなえちゃんのこと大切にしてよ!!でないとあたしまで悲しくなっちゃうじゃないの」っていうコマを見たときついニヤニヤしている自分はいやな大人ですね。

蒼天航路は魏諷の乱終結。曹操の後継者曹丕のキャラをゴンタ流を強く打ち出した回という感じ。笑いどころとしては、曹丕が階段から降りるときにひゃひゃひゃっと発狂して笑っていた鼻息男がページをめくった次のコマでは頭を矢で射抜かれて倒れているところ。ゴンタはこういう芸コマな笑いをときどきまじえてくるから隅まで見逃せない。

はるか17は期待した俺が悪かった。

あと、渇きのセイが打ち切られた。飛び降りシーンを打ち切りと重ねて深読みするとちょっと切ない。
AD
いいね!した人  |  リブログ(0)
2005年05月21日(土) 13時56分58秒

週刊文春のMASTERキートン記事は果たして真実か ~浦沢直樹・長崎尚志・雁屋哲をめぐる様々な噂

テーマ:マンガ
5月19日発売の週刊文春に「超人気マンガ「マスターキートン」突如消えた不可解な理由」という記事が掲載されました。簡単な要約はnarinari.com人気マンガ「MASTERキートン」が絶版に至った理由。 に載っているので引用します。

・「MASTERキートン」連載当時、浦沢直樹氏は「YAWARA!」を並行連載していたため、編集部判断で勝鹿北星(菅伸吉)氏が原作者として付けられた。
・ただ、現実には勝鹿北星氏が話を作る機会はほとんど無く、主に浦沢直樹氏と長崎尚志氏が話を考えていた。
・そのため、浦沢直樹氏が「作家としてクレジットが載るのはおかしいから、名前をもう少し小さくして欲しい」と申し入れ。その際、印税比率についても話し合い、今後の増刷分に関しては勝鹿北星氏のクレジットを小さく印刷することで両者が合意。

ところが、話がややこしくなるのはここから。勝鹿北星氏と共に「ゴルゴ13」の原作を書き、古くからの「盟友」であった「美味しんぼ」の雁屋哲氏が「『勝鹿北星』の名前が小さくなることは断じて許せない」と小学館に強く抗議したため、小学館が増刷に踏み切れないというなりよ。本来ならば、そんな抗議があったとしても小学館と勝鹿北星氏の間で合意に至っていれば何の問題も無さそうなりが、残念ながら勝鹿北星氏は昨年12月に他界。当事者が亡くなられたことで、事態は小学館と雁屋哲氏との調整という、変な方向へと話が進んでしまっているなりね。

実際にコンビニで週刊文春を立ち読みして元記事を読んでみましたが、まあおおむねこのような内容でした。確かにMASTERキートンのストーリーを実質的に長崎氏が作っていたという噂は以前からあり、勝鹿氏の謎についてのエントリ を書くために色々調べていたときにも複数のところで目にしました。しかし、勝鹿氏が亡くなった今になってこのようなことになるというのが何とも不可解で、また、文春の記事はどうにも長崎氏サイドからの情報にばかり偏っている感があったので、ネット内を軽く検索して、MASTERキートン周辺の噂を調べてみました。

すると、とても気になるこんな話がすぐに見つかりました。元記事を直接読んだわけではないので孫引きの形になりますが、「噂の真相」2000年2月号に以下のような記事が載っていたようです。以下、「ダ-松の明日はこっちだ!」2000年1月10日の記事 から引用。

近年はめったに雑誌を買わなくなり「マスコミ評論」時代から買っていた「噂の真相」も、じじいの愚痴雑誌という意味では「週間新潮」とほとんど代わらない感じがしてきて定期講読を止め、時々スクープの時だけ買う事にしていたが今号は「スピリッツ」編集長更迭の裏側というのが目に止まり購入。内容は長崎編集長なる人物が以前「ビッグコミック・オリジナル」の「マスターキートン」の担当をやってた時代に原作・勝鹿北星という架空の人物をでっちあげその原作料を数年間に渡り自分の妻の口座に振り込ませていたというもので、その横領額3600万円!今になって発覚したのは、もともと浦沢直樹と仲が悪く「美味しんぼ」の連載を打ち切られそうになった雁屋哲が小学館の役員に働き掛け更迭させた、というおもしろすぎる話。しかもそれは小学館の2つの派閥の抗争に利用されたもの、という中島史雄氏が聞いたら「あ~、やだやだ」と嘆きそうな世間で時々耳にするどろどろした記事内容。

(強調および赤字は引用者によるもの)
 
ここで書かれている長崎編集長とはもちろん長崎尚志氏のことで、氏が以前スピリッツ編集長を務めていたこと、辞めたあとフリーの編集者になったことは事実です。原作料を自分のふところに入れていたという話もなかなか気になるところですが、それより驚いたのは、ここでもまた雁屋哲氏の名前が出てきたところ。もちろんこの記事が真実かどうかは定かではありませんが、先の文春の記事と合わせて読むと、どこか意味深に思えます。

また、信憑性という点ではさらに下がりますが、2ちゃんねるの過去ログからもいくつか気になる噂話が見つかりました。まずひとつめは上記の噂の真相の記事に絡んでのとある書き込み。
http://mentai.2ch.net/comic/kako/964/964203759.html より)

71 名前: 原作者の 投稿日: 2000/07/23(日) 15:43

勝鹿北星=きむらはじめ=ラディック鯨井というのは、確かに
「まんぱら」にある通り。でも本当の事情は「噂の真相」に近いよ。
要するにキートンの企画や設定は勝鹿氏が作ったが、この人、お話作りがヘタだった。
(ラディック名義の「SEED」の内容の無さを見れば、わかるでしょ)
だもんで、担当編集者がしかたなく原作をやってたというのが真相。
「噂の真相」に書かれた記事は、この編集者が頭に来て、勝鹿氏から
印税のキックバックを取ってたというのが、
「架空原作者」として不正確に伝わったの。
途中からキートンの内容が薄くなったのは、担当が変わったから。
以上、ある漫画家の人から仕入れた内部情報でした。


(引用者注:「まんぱら」にある、とはこの記事 のこと)

また、別の場所ではこのような書き込みもありました。
http://human4.2ch.net/test/read.cgi/uwasa/1012643054/749-848 のキャッシュより)

756 :名無しさん@お腹いっぱい。 :03/06/25 17:50
浦沢直樹に関する噂

「マスターキートン」の原作は「勝鹿北星」になっているが
実は浦沢は勝鹿の原作をほとんど使わず、自分で描いていたらしい。
(ネタだけ使っていたということ)
勝鹿は「話を使ってもらえないのに原作としてクレジットされ
金をもらっている」ことに悩み、同じく原作者の雁屋哲に相談した。
それを聞いた雁屋はあるパーティで浦沢を問い詰めたという。


ここにもまた雁屋哲氏の名前が出てくるという。これらの噂がまっさらの真実ということはないでしょう。しかしながら過去にこのような噂があがっていたこと、そして奇しくもこれらの噂と今回の文春の記事はベクトルの向きが異なるとは言え点と線の結びつき方を同じくしていることを考えると、根も葉もない噂ではなく、一抹の真実を含んでいるように思えます。そして文春の記事もまた完全な真実かどうか疑問を感じます。何より文春の記事では雁屋哲氏のコメントはありませんし。(氏の政治的思想と文春のカラーというのもひょっとしたら影響しているかもしれませんね。)

少なくともわかるのは「MASTERキートン」の原作をめぐってゴタゴタがあっただろうこと、そしてそれに絡んで浦沢・長崎サイドと勝鹿氏の親友である雁屋哲氏が揉めていただろうことくらいでしょうか。真実が全て明らかになることは恐らくないでしょうが、当事者の一方である勝鹿氏が亡くなった後にこのようなスキャンダルが起こるというのは、とても残念なことです。

それと、今回の記事のソーシャルブックマークを見ていて、雁屋哲氏=武論尊氏と捉えている人がけっこういましたが、調べた限りでは武論尊氏=史村翔氏ではあっても雁屋哲氏≠武論尊氏の可能性が高いことをここに記しておきます。それぞれの経歴に関する情報はこちら。
雁屋哲氏  武論尊氏
AD
いいね!した人  |  リブログ(0)
2005年05月21日(土) 04時51分12秒

先週と今週のモーニング

テーマ:マンガ
2005 5/12発売 24号

基本的にあまり辛口になりすぎないように書いているのだけど、この週は今年一番ひどかったので辛口です。

シリーズ連載として柴門ふみの「華和家の四姉妹」が新連載開始。うん、これはひどい。コメディと銘打っているのにさっぱり笑えない。なんか全員下品すぎるんだな。現代的な女性を下品とはき違えている感じ。しかもキャラクターがみんな薄っぺらで、「このキャラはこういう設定です」ってのを全部言葉で説明している。まあ柴門ふみはマンガ家としては表現力に乏しくて、小説の方がマンガより優れているみたいなことを言っていしかわじゅんに手厳しく批判されちゃうような人だからむべなるかな。ちなみにその辺の話はいしかわじゅんの「漫画の時間」 に載っています。

前回の感想 で「心証は限りなく黒に近い」と書いた「刑事が一匹…」はやっぱり真っ黒でした。まず基本的にリアリティに欠けている。それでいて、リアリティを補うハッタリとも言うべきダイナミズムが皆無で、予定調和にしか見えない。主人公のキャラクターが魅力に欠け、顔アップを連発すればするほどしらける。最後に「実はこんな優しい一面もあるんだよ」的に被疑者の子供をフォローする姿もいかにもありきたり。あと、ところどころで社会派もどき(社会派ではなくあくまで社会派もどき)な描写を中途半端に入れるせいでよけいにリアリティの部分のアラが目立つのも最悪。もういい加減この手の中途半端な社会派もどきはやめたほうがいいんじゃないのかと思わずにいられない。本気で社会派やるんだったらもっと徹底的に取材して無駄にドラマ性を煽る演出を排除してリアリズムに徹したほうがいいし(淡々と事実を描写するだけでもドラマは自然と描かれる)、それができないなら些細なリアリティを吹き飛ばせるだけのエンターテイメントに徹しろと言いたい。両者を高い位置で融合させるなんて並大抵の力量じゃできないんだから。ていうか結局このマンガの主題って何だったんだろう?「主人公カッコいいだろ?」とかか?その辺をアピールしたいことだけはわかった。でもそれが全部表面的だからナルにしか見えないんだけどね。


2005 5/19発売 25号

前号巻頭特別インタビューでも「アーティスト」っぷりを存分に見せてくれていた井上センセイのバガボンドがようやくの復活。表紙も超豪華。しかしまあさすがにこの人は読ませるだけのものは描いてくれる。主要人物も勢揃いで、新章の導入としてこの先が楽しみな内容だった。

島耕作はいつも愉快な笑いを提供してくれますが、今回は本当に爆笑した。ネット工作員ですよ!インターネットにはインターネットで対抗ですよ!やばい、俺も対抗される!コメント欄閉じないと!いや、ほんと爆笑した。やっぱこのマンガすごいよ。

ピアノの森はとても面白い。何がすごいって、以前アッパーズで連載していた分を知らなくても説明が過不足なくて自然と物語に引き込まれて楽しく読める。唯一不安なのは一色まことが遅筆なことだけど、適度に休載を挟むようだし、今のところは大丈夫かな。

神の雫はワインうんちくがどうでもよくてもちゃんと読めるところがいい。家族の絆みたいなベタな話でも、丁寧に描かれているから素直に読める。原作者の亜樹直はおそらくキバヤシ(安童夕馬、天樹征丸、青樹佑夜等も同じ)だと思うが、やっぱり最低限ちゃんと読める話を作れるから原作者としてヒットを多数輩出しているんだなあとしみじみ。まあ、マガジン読者からアレとかはどうなんだとツッコミが入りそうだけど、それはそれ。

蒼天航路は曹操が倒れていよいよ終局が近づいていることを予感させる展開。魏諷の乱もついに起こるようだし、呉もそろそろ動きそうだし。できれば劉備の最期も描いて欲しいが。

オンサイト、ようやく本題のロッククライミングに入ってちょっと面白くなってきた。岩山を登り切った喜びを見開きで表現しているページはとてもよかった。こういうのこそがマンガだ。

はるか17は移籍話の続き。これで結局移籍しないとがっかりなんでここは移籍して欲しい。そしてファインプロという一見安泰で実はシビアで過酷な環境の中で修羅の道を歩んで欲しい。でもどうだろうなー。
いいね!した人  |  リブログ(0)
2005年05月03日(火) 22時51分25秒

名作マンガレビュー 帯をギュッとね! ~才能と努力の戦い~

テーマ:マンガ
週刊少年Blog!!”才能>努力”の少年漫画が多すぎ というエントリが盛り上がっていたので、努力の演出、というポイントに注目して懐かしの名作、帯をギュッとね! 通称帯ギュを紹介してみます。

帯をギュッとね!は1988年の終わりから1995年の終わりまで7年に渡って週刊少年サンデーに連載された柔道マンガです。作者はモンキーターンでも有名な河合克敏。浜名湖高校に入学した主人公粉川巧と斉藤、杉、三溝、宮崎の5人が柔道部を作り、高校日本一までたどり着く、王道のストーリーです。

主人公たち5人は、中学で黒帯を取ったそれなりに才能のある人間ですが、決して飛び抜けた天才ではなく、より才能と実力を持ったライバルたちに勝つために努力を続けます。マンガとしての一番の見所はもちろん試合のシーンですが、それに劣らぬくらい、練習のシーンもこのマンガの見所です。特に単行本22巻の「亀裂」からの数回はまさに才能vs努力の話で、この部分こそが帯ギュを名作たらしめた神髄と言っても過言ではないと思います。

「亀裂」からの一連の話では、インターハイ全国大会ベスト8に終わり、斉藤がさらに上を目指すためにもっときつい練習をしようと言うのに対し、杉、三溝、宮崎の三人は、これ以上の壁を越えることはできないと拒否します。これに対して主人公の巧は、きつく苦しい練習こそ楽しくやらなければ持続できないと斉藤を説得し、斉藤と二人できつくても楽しみを見いだせる目的意識の持てる練習を考え、これ以上上は無理だと言っていた三人を説得します。そして彼らはもう一度やる気を取り戻し、実力で上回る強豪たちを倒して日本一に輝きます。

才能と努力のせめぎあいは、バトルもののマンガでは重要な要素ですが、帯ギュの秀逸なところは才能の差をしっかりと描き、かつ、努力を単純な量的なものでなく創意工夫溢れるものとして描き、そして、勝負事は才能と実力で下回っても必ずしも負けが決まっているわけではなく、今まで培ってきた努力によって覆すことも可能だということを説得力持って描けているところにあると言えるでしょう。

才能>努力のマンガに飽き飽きしていて帯ギュを未読の方はぜひ機会があったら手に取って読んでみてください。
いいね!した人  |  リブログ(0)

AD

ブログをはじめる

たくさんの芸能人・有名人が
書いているAmebaブログを
無料で簡単にはじめることができます。

公式トップブロガーへ応募

多くの方にご紹介したいブログを
執筆する方を「公式トップブロガー」
として認定しております。

芸能人・有名人ブログを開設

Amebaブログでは、芸能人・有名人ブログを
ご希望される著名人の方/事務所様を
随時募集しております。