上から見るか横から見るか | 沼津港深海水族館・シーラカンスミュージアム公式ブログ

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このページでは、沼津港深海水族館の飼育員が水族館で会える生物たちの飼育状況や、日々のちょっとした発見などを随時お届けしていきます。
随時更新していきますので、是非ご覧ください。

寒い気候に、

第6波の厳しい現状が染みますね…。

 

 

こんにちはナメタケです。

 

この写真を見て…

 

ネンブツダイ↑の中に、

別の種類が紛れ込んでいることに

気付かれましたか…?

 

 

実は、黄色い丸の2個体は

ネンブツダイではなく、

 

 

『クロホシイシモチ』↓という種類です。

 

『ネンブツダイ』↓は

黒いラインが入るのが特徴で…

 

『クロホシイシモチ』↓は

眼の上に黒い点模様があることで

見分けられます。

 

それぞれ模様で見比べられるとはいえ、

模様以外(大きさなど)はそっくりな2種。

スーパー近視&乱視のナメタケは

どっちだ??と間近で確認していました。

 

そんな中、この2種を

バックヤードでしばらく飼育した後、

展示デビューする時に

ナメタケは決定的な見分け方を

知ることになるのです…。

 

 

 

下から見るか?

横から見るか?

 

なんていう映画もありましたが、

 

ネンブツダイとクロホシイシモチは…

上から見ます!!

なんということでしょう!

横よりも、上から見分けると一目瞭然です!

 

 

搬入の際、横からとは違い、

あまりにも分かりやすくて

びっくりしました。

 

 

色々な方向から生き物を

観察することは新しい発見もあり、

楽しいなぁと思った日常ブログでした。

 

ナメタケきのこ