ダイ〇ン並みの… | 沼津港深海水族館・シーラカンスミュージアム公式ブログ

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このページでは、沼津港深海水族館の飼育員が水族館で会える生物たちの飼育状況や、日々のちょっとした発見などを随時お届けしていきます。
随時更新していきますので、是非ご覧ください。

 

みなさん、こんにちは。

 

久々のブログになってしまいましたあせる

まゆげです。

 

その間に、

フレッシュな新人さんたちが

登場してくれましたね!!

 

ブログにも

新たな風が吹きそうで、楽しみです♪

 

私も、入社時若干20歳だったことが

遠い昔のことのようです…

 

10年ってすごいです。

 

絶賛アラサーど真ん中ですが、

若いエナジーを頂きつつ

がんばりたいと思います!

 

 

 

 

さて、今日は最近気になる

マダコのあの子を紹介します。

 

 

深海だけじゃない駿河湾の

コーナーにて展示が始まりました。

 

 

 

水槽掃除をしていると

腕に巻き付いてきたり、、

くっついたと思ったら離れたり…

 

ちょっとツンデレ気質なのか?と

疑っております。

 

 

アグレッシブな動きを

見せてくれるマダコは

お客様から早速人気者です♪

 

 

 

 

 

 

マダコ水槽内に

フワフワ漂っている

ゴミのようなもの。

 

これよく見ると、

吸盤の形をしているので

注目してみてください。

 

 

 

実は、タコの仲間は

吸盤表面を常に綺麗に

保つため、脱皮を行います。

 

(この皮を掃除するのが

実は地味に大変です。)

 

 

 

 

 

更に、タコの仲間は

吸盤の並び方で

オスメスを

見分けることが出来ます。

 

 

大きさや並び方がバラバラと

不揃いだとオス。

 

逆に、規則的に並んでいると

メス。

 

ということで…

 

 

この個体は恐らく…

オスだと思います。

 

 

吸盤が2列あるので、

見分けが少し、難しいですね。

 

 

 

 

 

 

メンダコも同様に見分けることが

出来ますが、

 

吸盤が一列なので

非常に簡単!

 

オス

 

メス

 

ぱっと見で分かりますね!

 

 

 

他にも交接腕の有無なども

雌雄の判断材料になります。

 

 

吸盤一つとっても

本当にネタが豊富な生物です。

 

 

 

 

しかし今日も朝から腕に

吸いつかれ…

小さく悲鳴をあげてしまいました。

 

すごい吸引力なんです。

 

 

こればっかりは、

何度やられても慣れないですね。

 

 

ぜひ、マダコの吸盤に

注目してみてください♪

 

 

 

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