ワニグチツノザメがキタ!! | 沼津港深海水族館・シーラカンスミュージアム公式ブログ

沼津港深海水族館・シーラカンスミュージアム公式ブログ

このページでは、沼津港深海水族館の飼育員が水族館で会える生物たちの飼育状況や、日々のちょっとした発見などを随時お届けしていきます。
随時更新していきますので、是非ご覧ください。


テーマ:

昨日、漁師さんより連絡を頂き港へ走りました。

到着すると、すでに市場に魚を降ろしています。

漁師さん「おーい、サメ持ってくか~?」

  樽の中には、80㎝程のナヌカザメ。

私「はーい、頂きまーす!」

  ナヌカザメをもらい、他の深海生物を船から移動し最後の最後に…

漁師さん「おーい、これも持ってくかー?生きてるぞー」

 

何か黒くて細長い…サメ。

フジクジラかと思った瞬間!!

 

私「こ、こ、こ、これは!?!?」

「これ、超レアなサメです~~~!!!

 やばい~!初めて見た~!!すごい~~!!

 えーと…えーと…なんだったけな…」

 最後まで名前が出てこなくてすみませんでした…

 

 

ということで

生きたままやって来た超レアな深海ザメがコチラ!

 

 

「ワニグチツノザメ」

 

その名の通り

ワニのような口を持つツノザメです。

1990年に新種登録されたばかりのサメです。

水族館到着後、しばらく水面を泳いでいましたが、

展示水槽に入れてすぐ、頭を下にひっくり返ってしまう状態が続き、

今朝、死亡が確認されました…(ノ_・。)

 

残念でしたが、

捕獲自体稀なのに

泳いでいる姿が見れるなんてラッキーだったと思います。

 

 

 

ということで、

そんな貴重なワニグチツノザメを写真とともに紹介します。

 

 

なんと言っても特徴的なのは口。

ラブカのミニみたいで可愛いです。

笑ってるみたいですね(・∀・)

 

ミツクリザメのように、顎が飛び出るそう。

 

 

そしてこの歯

 

細くて鋭い鉤状ですね。

どんなものを食べているんだろう。

 

正面から見ると、

上あごの中央に長い歯が1本ありました。

口の中も真っ黒です。

 

 

腹部には多数の発光器を持っています。

 

そして一番不思議だったのが、触感。

 

背中側とお腹側では全く異なる肌触り。

背中側は、一般的なサメ肌。

に対してお腹側は

つるつるポヨポヨプニプニ

軟らかいんです。

 

色が半分くっきり変わってますよね。

そこを境に違うんです。

これにはビックリしました。

でもなぜだろう。理由は分かりません。

 

 

詳しい生態も分かっていないほど捕獲自体貴重なサメ。

またいつの日か、お会いしたいものです。

次は優雅に水槽を泳いでほしい…

その笑顔で。

 

 

のべ

沼津港深海水族館さんをフォロー

ブログの更新情報が受け取れて、アクセスが簡単になります

Ameba人気のブログ