お疲れ様です!3年りんふぁです!
今日は最後の方の大勢出るシーンをやりました!最初の頃に比べると皆、役者の極意がだんだん分かってきてるようで…成長を間近で感じられてとても嬉しいです!講堂、くそあつでしたね……これからどんどん暑くなってくると思うのでこまめな水分補給と涼しむのを忘れないよう!最後の日まで頑張っていきましょー!
とうとうわたしが書く最後の日誌になってしまいました……
せっかく最後なので、わたしが思い出に残った3年間の活動とこれから皆が少しでもいい演劇ライフが送れるような助言でもしようかな〜と思います
さて、わたしが演劇部に入ろうと思ったきっかけはA3!っていう演劇のゲームが好きだったからです。(今はあまりやってませんが)中学の時にすごくドハマリして「高校になったら演劇部に入って監督って呼ばれたい」という不純な動機で入部しました。あとは声優になりたかったのでその練習も兼ねて、って感じでした。
それから入部してすぐ、焼肉会がありました。先生曰く「演劇部にから逃げられないようにするため」に毎年行われている伝統の会らしいです。去年今年とありませんでしたが、後輩の皆、逃げないでくれてありがとうございます。来年はあることを願ってます。
そして文化祭公演の練習が始まりました。初公演「烏の北斗七星」。簡単に言うと烏の戦争を描いた話です。
初めてのキャスト。「リーダー烏に反抗して暴力を振るわれる烏」の役でした。懐かしい。
それからは練習の毎日。
中学で美術部というぬくぬく温室にいたわたしにはキツすぎる練習時間。全日練は当たり前、土日は朝から夜まで。毎日ミーティングが終わったら35期は先輩に呼び出され怒られ、少しでも休んだら怒られ……入部当初から何度くじけそうになったか分かりません。
そして初めての劇練習。何度も何度も練習して、考えて、2年の先輩に褒められて。ちょっと自信が出てきた頃、初めて演出さんに見てもらうことになりました。
その時のダメだし一言目が今でも忘れられません。
「そんな劇じゃお客には見せられない」
先輩の言葉で背筋が凍るような思いがしました。あんなに頑張ったのに見せられないほど酷いものだったのか……と
それから一層劇練に打ち込むことになりました。
膝は青痔だらけ、飛び回りすぎて足の裏なんて常に真っ赤で擦りむけてました。役柄上、外練の時にアスファルトの上で突き飛ばされ血が止まらないこともありました。でも絶対あの言葉を覆してやりたい。その一心でひたすら痛みや精神的な苦痛と戦いました。
そして迎えた本番。初めての緊張感の中……練習が報われたと心から思える演技ができました。先輩もたくさん褒めてくださって、あの時の達成感は何物にも代えがたいくらいの幸福でした。
それから夏公演「学校でなにやってんの」、夏合宿、大会公演「硝子玉」、合同公演「やっぱりパパイヤ」ピピオ公演「ゆりかごの歌」
どれも練習はタイトで苦しいことばかりでしたが、今となっては最高の思い出です。
2年次の夏公演「白紙提出」、キャストとして出てはいませんが衣装を作るのがめちゃくちゃ大変だった思い出があります。
そして2年次大会公演「1946年のメリイクリスマス」
わたしは遂に入部当初の悲願である演出チーフになる夢が叶いました。先輩にさんざん「大会の演出は本当にしんどい」と言われていたのになってしまいました。約半年もの超大作、初めての演出でチーフを務めて、不安というよりもわくわくが止まりませんでした。でもだめですね、最初はすごく楽しんでやってたのに最後の方は怒鳴ってばっかりでした。先生とも何度か衝突して、キャストに意思は通じず……絶対わたしだけは病まないと思ってたのに病んだこともありました。
でも今思えばいい思い出だったんじゃないでしょうか。演出を褒められた時、先生と思ってることが一緒だった時、すごく嬉しかった記憶があります。県大で落ちてしまったのは残念でしたが、それも悔いはないと言いますか……。
皆さんも1度、演出のチーフを経験してみたらどうでしょうか。視野が広くなりますし、語彙が増えますし。自分の演技の参考にもなります。わたしも実際、演出チーフになってから自分の技術が伸びたように感じました。
3年次ピピオ公演「愛情のシャワー」、新入生歓迎公演「文理合戦」、これらは正直最近のことすぎてよく覚えてないです。なんかよかったなぁくらい。うすぼんやりですね、すみません。
3年間を振り返りましたが、こんなに劇が作れたので後悔なんてありません。でもあるとすれば1年次の新入生歓迎公演とピピオ、合同公演と2年次の文化祭、市立総合文化祭と夏合宿、合同公演がなくなったことですかね。あと講堂の工事!!大会期間に被ってあれはほんとにキツかった!!……まあ総合的に見てこの3年間はいい青春だったのではないでしょうか。
36、37期へ
年中怒ってばっかの先輩でごめんなさい。ちょっとこれ言ったら感じ悪いなぁと思いつつも、結構ダメ出しの時に厳しすぎることを要求してる自覚はあります…もうしわけない、こればかりは治らないので引退まで耐えてください。
機嫌が良かったら結構誰彼構わずだる絡みとかしたし扱いづらい先輩だったかなぁと反省してます。みんなわたしのじゃれあいに付き合ってくれてありがとう。
36期へ
恋バナとかいっぱいしたね。わたしはみんなと仲良かったと思ってます。多分ね。ほんとに後輩というよりは友だち集団みたいな存在でした。わたしに構ってくれてありがとう。
これから1番上の立場になると思うので、よく気を配って、後輩の病み具合は頻繁にチェックしてあげるようにしてください。でもそんなに気負わないでね。無理に変わろうとしなくて大丈夫だよ。自然と先輩っぽく変わるから焦らずに。
大会も始まるし、引っ張る側になると不安も多いと思うけど絶対なんとかなるからね(通しは10回以上しようね)
37期へ
今年はコロナでそんなに人が入らないかなぁと思ってたら結構入ってくれて嬉しかったよ。泥沼演劇部へようこそ。今年の1年生に可能性を感じたのでこのまま突っ切っていってください。
先輩の言うことは理不尽でも絶対意味はあるからちゃんときくんだよ!
演劇部はしんどくて辛いことも多いし、人との距離が近くなるからトラブルが起こることも多いよ。でも、ここで身についた対人経験は絶対社会で役に立つし、敬語も自然と身についてつよつよ人間になれること間違いなし。これから先長いと思うけど、意外とあっという間に時間はすぎるからね、1日1日悔いのないよう過ごしてください。
35期へ
なんか仲良かったなぁ。皆で公園行って花いちもんめしたり、部活がない日も集まって一緒に帰ったり、勉強会したり……わたしが高校で遊んだ友達、9割35期。ほんとに高校生活の大半を占めていたというか、なんていうかかけがえのない存在だなぁと思います。そう思うとあと1週間もしない内に毎日顔合わせる機会がなくなるのは寂しいなぁ。日常が消えていくというか、なんだかんだみんなと会うのが生きがいになってたのかな。
また皆で帰りたいね。
さて、長々と綴ってしまいましたがわたしの高校演劇人生もあと少しとなりました。飽き性のわたしが3年もよく続いたなぁと、やっぱり楽しかったんでしょうね。
それでは、とうとう終わりが来てしまいましたので…
文化祭まで走りきりましょう!演劇大好き!!
この言葉で最後とさせていただきます、ありがとう。