素朴絵・・・
素朴な絵。
実際に「素朴絵」というジャンルが確立されてるわけではなく、単語としても正しいかどうかは分かりませんが・・・素朴な絵です。
三井記念美術館にて、「日本の素朴絵」という企画展をやっていましたので、行ってきました。
特別展 日本の素朴絵 -ゆるい、かわいい、楽しい美術-
https://www.nhk-p.co.jp/event/detail.php?id=1498
なかなか面白い展覧会でした。
現代の感覚で言いますと・・・
ゆるキャラ的なものや、へたうま的なもの、絵心ない的なもの・・・
そんなものが多くあります。
特に、展示物の前半に絵心ない的なものが散見され・・・
その説明文なんか、痛いところを突いてて面白かったです。
秀逸だったのが・・・
「地獄絵なのに人々が苦痛を示しておらず、かえって不気味」みたいなような説明や・・・
「腕が逆関節気味」的な説明・・・まさに絵心ない あるあるでした。
展示物の最後の方には、白隠、仙厓、与謝蕪村・・・絵ではないけど円空などもありました。
この辺は、意識的な素朴や、素朴を敢えて売りにしてるようなところもあるような気がします。
ちなみに、まだ開催されたばかりなので、途中で展示品替えがあるはずです。
時期を変えて行ってみようかしらん。