勝川家を見学した後は その向かいの染物屋、土佐屋さんを覗いてみました。
「正紺(ショウコン) 土佐屋」
奥に長ーい作り。
(↓糸車。あーおばあちゃんちにあったなー。)
↓さすが染物屋さん、お店の説明が「染め抜き」になってます。
「紺屋(コウヤ/コンヤ) 『土佐屋』
土佐屋の主屋は、安永九年(1780)頃の建築であると推定され 土間ミセの商家(職人)形式の町屋であり、岩村の江戸時代の町屋を検証する上で、その歴史的価値も高い。建物の保存に当たっては、江戸時代の状況をできる限り忠実に復元し、伝統工芸と町屋建築とを併せて学べるような施設として。」
↓陳列棚には藍で染められた糸や火熨斗などの道具。
ここは帳場。
高い天井 神棚。
奥に座敷。
この辺りは生活用品
おくどさんと 甕 鍋 窯 蒸し器・・・。
傘立て。
↑下に下がっているのは藍の花(ドライフラワー)。
藍染に使われた型 も展示されていました。
↑これが ↓こうなる、んですね?
↓面白かったのはこれ。
細い糸で「中」の型が留められているんです。/ あー こーなってたのかー! でした。
(↑配り物の手ぬぐいでしょうね?)
店を北へ抜けると 庭がありました。
庭の西の塀には 屋根付き廊下がついていて、草履を履かなくても店舗建屋から奥の別建屋へ行けるようになっています。(壁は紅色。おしゃれです。)
庭の先の別建屋にはー・・・
↑織機が並んでいました。
この建屋を抜けると~
土蔵が並んでいました。
その先には
藍の壺が並ぶ 染め場 がありました。
↑何やら壮観!
↓天井部分。
(↑竿を渡し 糸を吊るしたんでしょうね?)
裏へ出ると、埋門(ウズミモン)式の勝手口がありました。
(↑ここも 高低差が面白い。)
引き返します。
表の建屋の手前に 水路がありました。
板が渡されていたので 奥へ行く時には見落としていた模様ー。
「天正疎水」、ですね?
表の建屋を抜けます。
あ~っ 見応えあったー!
しかし そろそろ おなかがすきました・・・。
数軒先に 「みつば」という うどん屋さんがあったので 入ってみます。
「こんにちはー」
↓入ったところに券売機。
一番人気という「海老おろしうどん」を頂いてみる事に。
しかし 券をお運びのおねえさんに渡すと おねえさんは「海老おろし 二つ、ですね?」と確認したあと お店の奥に向かって元気な声で「海老ころ二~」と言うのでした。(このあたりでは冷たいうどんは「ころ」というみたいですね?)
うどんが来るのを待ちながら「とりあえずビール」。
あ、きたよ。
(海老おろし 二つ並べてもつまらないかな、と 亭主が温玉 私は揚げ餅を載せてもらってます。)
ぺろり。
おいしかったです
ごちそうさまー。
(↑ここにもいたよ『半分青い』のすずめちゃん)
では引き続き、 城下町を歩いて参りましょう。
(↑だんだん お城の建つ城山が近づいてきましたー)