900m先の光景(イコラブ4周年コンサート観戦記③) | イコラブとてっぺんまで(イコラブ応援ブログ)

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アイドルグループ「=LOVE」(イコラブ)への思いを気ままに書いています。「イコラブをてっぺんまで」ではなく、一緒に頂点を目指したいと思い、このタイトルにしました。イコラブを愛する方はもちろん、これからイコラブを知りたいという方にも読んで頂けると嬉しいです。

こんにちは。

 

昨日、仕事で海浜幕張に行きました。2日ぶりの幕張。「4周年コンサート」の日と同様に快晴ではありましたが、心持ちは全然違いました。「一昨日は楽しかったのになあ・・・」と何だか寂しくなったものです。もっともこれがコロナ前の毎日通勤状況ですと、先日書いたとおり海浜幕張は通勤経路の途上にある事から、コンサート終了から12時間も経たないうちに再び同駅を通る訳で、それに比べればマシだったかなと思います。

 

さて、参戦記の続きと参りましょう。「りさウオーク」からですね。

 

※以下、コンサートの内容に係る記載を含みます。

 

「女優」と言う将来の予言をりさちーが引いた映像が途切れ、それに繋がるように彼女が1人でバクステに立ちます。綺麗ではありますが、色味が少なくやや簡素なドレス姿。一体何が始まるのか、昼公演では会場中のファンが固唾をのんでりさちーの姿に注目しました。

 

メインステージ方面に花道を歩き始めるりさちー。程なくして女性スタッフが現れ、りさちーの三つ編みを解き、下ろした髪を整えます。「これ、まさかだけど卒業とかじゃないよね」と嫌な予感が頭を掠めます。アイドルから女優然とした姿に変身して、最後に「女優の道に進みたくて卒業します」っていうストーリーです。まあ冷静に考えれば、こんな手の込んだ演出で卒業発表するのはファンの心を逆なでしているとも言え、更に言えば発表するなら夜公演でしょうから、卒業は無い筈なんですけどね。

 

続いて別のスタッフさんのサポートで靴を履き替えます。

 

 

ここで私は胸が熱くなりました。何度も言及している4年前の幕張イオンで、1人のメンバーが途中で靴擦れを起こしたのか、MC中にバックヤードに下がり、靴を脱いで応急処置を受けていた事があったのです。

 

 

※それについて触れた過去記事です。「イコラブとの出会い②」の最後から当該状況の描写をしております。

 

記事で書いているとおり、初めてイコラブを見る日であり、メンバーの顔と名前が一致していない状況でしたから、それが誰だったのか分からないのですが、一際細身のメンバーだった事は覚えており、りさちーだった可能性が高いです(記事でも彼女の名前を一番に挙げているのはそういう理由からです)。あの日がオーバーラップします。メインステージに続く花道は、4年前から歩んだ900mの道のりでもあります。ダイヤモンドの原石の如く美少女ではあったものの素人くささが抜けなかったメンバー。それがスタッフの手によって輝きを獲得していくのです。それは普通の女の子が、キラキラのアイドルに変わっていくストーリー。まさに4年間のイコラブの物語そのものです。

 

 

Mステ仕様のシトロン衣装を着た事で、一瞬頭を掠めた卒業では無いことに安堵し、最後にリップを塗ってもらい、輝くアイドルに変身してメインステージに向かうりさちー。ステージ上には同じくシトロン衣装に着替えた他メンバーも現れました。

 

そこからの楽曲は当然「cinema」。センターを務めるりさちーは、椅子で休憩したり、スタッフが飲み物を出したりと、女優として厚遇される演出です。これまでなかなか前に出られない性格からグループ内でフォーカスされる機会も少なかったのですが、同曲以来りさちーのターンが来ていると感じます。指原Pは順番に陽を当てている訳では無いと言いますが、結果として色々なメンバーが主役になれるグループは本当に素晴らしいと思います。「皆んなが太陽」なのですから。

 

続く曲は「Want you!Want you!」。バックモニターには同曲を披露している過去映像が流れます。後ろのセットと舞香がいない事から、恐らくは同曲初披露となった1周年記念ライブ(2018年9月)の映像だと思われます。まだ小さいステージ(それでも当時は大きく思えました)と簡素な装飾に時の流れを感じざるを得ません。

 

そして続く「部活中」でも過去映像が流れます。同曲は割と初期の楽曲(3rd C/W)で、ライブでの披露が多かった事から、色々な場面の過去映像が映り、それぞれの現場での思い出が蘇りました。ステージ後ろにいつの間にか、過去シングル曲のジャケット写真が並んでいます。この曲と「国歌」がいつもイコラブの歴史で流れていたな、そんな感慨が湧きました。メンバーの呼びかけでピンクのペンライトによるウエーブが終わると、お気に入りのCメロ舞香ソロ→なーたんソロです。コールが爆湧きするパートでもありますが、それが出来ない鬱憤を晴らすかのようにペンライトをコールの如く繰り返し突き出しました。前がいない昼公演では存分な「突き出し」が出来ました。

 

 

このパターンで想い出に浸る曲が続くかと思いきや、「ズッ友案件」。同曲については歌詞が稚拙で好きになれないと以前書きました。MVも全く観ていないため、イントロが流れても何の曲か分かりませんでした。ただ、こうして現場で観るとこれはこれでアリかなとも思えたものです。リズムが軽快で、ペンライトも振りやすいですからね。モニターに映る歌詞にはどうしても「う~ん」となってはしまいますが。

 

「ウイークエンドシトロン」。やはりこの衣装にはこれでしょう。歌い出しの「す、す、好き、CHU CHU CHU」の振付が何とも可愛いです。会場のペンライトもほぼ黄色に変わり、これも実に綺麗でした。なお余談となりますが、同曲のMVがMステ放送後に10万再生回近く伸びています。放送前は1日で数千回程度(5~6,000回)の増加ペースでしたが、まだ1週間も経たずしてこの増加状況はやはり同番組の効果を認めざるを得ません。

 

 

同曲が終わったあたりで、残り時間を確認し、まだ披露されていない楽曲を思い浮かべました。ソロやユニット曲が介在する余裕は無さそうです。と言うことは、今日は全員参加曲を続けるのでしょう。イコラブちゃんの本気を見た!と勝手に一人で熱くなってしまいました。

 

そして頭に浮かべたこれから披露するであろう楽曲の1つである「Oh!Darling」。メンバーが再び花道に進み、両サイドを埋めるファンがブンブンとペンライトを振り回します。いよいよ本編終盤に入ってきた事を感じているのでしょう。「お祭り」の盛り上がりがピークに達してきた感があります。タオルを振るメンバーも、ペンライトを振るファンも皆んな笑顔。誰もが幸せになれる空間がそこにありました。そのままバクステで「君と私の歌」を披露して、大盛り上がりの中、メンバーが花道を戻ってメインステージに集まります。

 

「ラストスパート」ですというさなつんの曲振りから始まった「探せ ダイヤモンドリリー」と「青春”サブリミナル”」。敢えて2曲続けて書きました。誰ですか?この2つを続けることを決めたのは。ダメですって、私の大好物である「ダイリリ」と「青サブ」を続けては!そういう事されると、気持ちのコップが溢れて特急飛び乗ってしまい、シナプス軋んで鼓動早くなり周りの温度が上がってしまうのですよ(意味不明 笑)。最高 of 最高。私の大好きなイコラブがここにあります。声が出せなくとも会場がヒートアップしているのが判ります。コールが出来ていたら、ここで喉を潰して案件終了状態ですね。

 

いよいよ本編最後が告げられます。最後は「夏祭り恋慕う」。コールが出来ていたら、潰れた喉で最後の声を掠りだしたことでしょう。「ダイリリ」「青サブ」「夏祭り」は、令和のバース・掛布・岡田や~(例えがオッサンでスイマセン)。なお、まいかちゃが曲振りで「5周年・・・。まちがえたあ!」と伝説を残したのは夜公演ですね。全体のフォーメーションを見るのは初ですから、湧きたつ心の中でもしっかりステージを見つめます。歌も神なら、振付も可愛くて神ですね。特にサビ入り時の「盆踊りポーズ」と、「恋が僕らを追い抜く時」と舞香が歌う横で、他メンバーが両手を上で前後に振るパートがお気に入りです。イコノイフェスではどんな演出で披露してくれるのでしょうか?

 

 

こうして終わった本編。一旦メンバーがバックヤードに捌けた際に会場に鳴り響いた万雷の拍手が、アンコールを残しつつも本公演が大成功に終わったことを雄弁に物語っていました。(続く)