大沼周辺は明け方にかけて大雪となったようだ。もし登山目的で朝出かけたら完全な雪道になってたんだろう。道路外れて一歩踏み出すとまだ20cmほどの雪に埋もれてしまう感じだったから。
でも赤城山といえどそこは春の雪、日中の日差しでベチャベチャになってた。
オレが到着したのは夕方だったから気温もすでに−2℃まで下がっていた。だからシャーベット状の雪がコチコチになりかけていてそこは結果オーライだった。
さてどこで撮影するか…
おのこ駐車場なら舗装されていて快適だけれどロケーションが悪いし車道沿いなので車のライトの影響受ける。駐車場に車だけ置いて機材運ぶってのもあるが、あの雪道は歩きたくないなあ
ということで、土産店のある湖畔すぐそばの未舗装の駐車場まで行く。ぬかるみを避けて足場の良い所に機材を設置して準備完了だ。
天文薄明が終わる頃(19時30分)には最後のお店の灯りが消える。
星空撮影にはまさに理想的な環境だが、この日は満月を少し過ぎた月齢17の明るい月がまさに昇ろうと待ち構えてる状態なのだ。しかも満天の星空もイマイチモヤってる感じがしないでもない。
が、下界に比べれば天国と地獄ほどの違いがあるわけで、月が昇ってくる20時までの制限時間の中で試してみたいこと色々やってきた。
前回アップしたポン・ブルックス彗星のISO6400 4枚スタックバージョン。
オリオン座三つ星の一番左の星付近の散光星雲、NGC2024と馬頭星雲
ISO6400 200mm f6.4 30s×8 加算平均
この星空環境で、しかも無改造カメラでこれだけの赤が出るなら長野の最高の星空での撮影に期待もてそうだ。
オリオン座大星雲(上と同じ撮影条件)
プレアデス星団(ISO6400 200mm f6.4 30s×4加算平均)
メローぺ付近の青の星雲は長野でリベンジしたいな。
以上はポラリエで追尾して撮影。
ISO12800はこの程度の星空だと意味ないのでやっぱり長野で、かな!?
満月を少し過ぎた明るい月が昇ってきたので、最後に黒檜山と北斗七星の星景写真撮って終わりにした。
ISO800 23mm f2.0 20s
星景写真はソフトフィルター使うかで迷って、感度下げないと地上の景色が台無しになってしまうからその辺の調整でまた悩む。