娘が合唱のレッスンで思いがけない新知識を仕入れてきた。
「ピアノのファの♯とソの♭の音は違うんだ」と。
「え?」「どうして?」
理由は分からないけど、合唱の先生の指導の中でそんな話がでてきたとのこと。
元オペラ歌手で東京の短大音楽科の准教授にご指導いただいているようで、本来ならレッスンを受けるのも大変なことなのだが、市長が芸術分野に力を入れているため実現できているのだ。
で、最近、合唱団(コールエンジェルという名前の市の団体)のレベルを引き上げようと指導者の方も力が入っているようで、そんな細かな音程の変化にも気を配っているのかもしれない。
そんなこと、中一の娘が知ってか知らずか、「でも先生の言ってることは分かりやすい」そうだ。
まあ、クオリティーの高いご指導はありがたいことである。

で、ピアノのファの♯とソの♭の音が違う件だが、
よくよく聞いてみたら「ピアノの先生も言ってたよ!」ってことだが
いまいち内容がわからない。
で、ネットで調べてみたら、結局、数学の世界になってしまって、
詳しいことはよくわからないのだが、要はファの半音上の音と、ソの半音下の音の音程は違うのだと。それを無理やり一つの黒鍵にしてしまったのがピアノという楽器だということだ。
実際にはファの♯の方がやや音程が高いそうだ。
だから、音合わせにピアノに使うなんてことは、“もってのほか”だそうだ。
もっとも私ら素人にとっては「それがどうした!」ってことになるんだろうけど。
まあ知識として覚えておけばちょっとした自慢になるかもね♪