2021年総決算!名古屋でひつまぶしを10回食べた感想 ベネ@名古屋日誌 | 名古屋に住むドイツ生まれのぬいぐるみの活動日誌

名古屋に住むドイツ生まれのぬいぐるみの活動日誌

ドイツ、ケーセン社のぬいぐるみと名古屋に住んでいます。主にドイツに住むベネの両親が心配しないように日誌を書いているという設定です。内容はドイツ、鉄道成分多めです。

ドイツ生まれのペンギンのぬいぐるみ、ベネです。年初め、「もう、名古屋飯にはうんざり。だけど、ひつまぶしだけは食べたい」というベネPの同僚Kさん(名古屋転勤7年目)の言葉に感銘を受けたベネ家族は、「毎月、ウナギ、ひつまぶしを食べる日」をつくり、どうにか10回行くことができました。うなぎにとっては、ベネ家族は外敵かもしれませんが、ベネ家族の満足度とお腹は高くなりました。

 

■10回行ってみた感想

毎月、うなぎを食べる日をつくるのは大変でした。まず、名古屋は日曜日がお休みの日が多いので土曜日に行かなくてはいけないこと、他にも行きたいお店があることにより、かなり難しかったです。とはいえ、がんばった甲斐もあり、おいしいひつまぶしを堪能したので、満足です。

 

ここからは、1年分のひつまぶし情報です。長野や埼玉で食べた分はノーカウントです。

 

■2020年12月/ 2021年5月・10月/ うなぎ四代目菊川

 

家から近いので、わりとよく行くのが、覚王山日泰寺の参道にあるうなぎ屋さん。覚王山駅から5分くらい日泰寺方面に歩たところにあります。こちらのお店はうなぎ問屋の運営するお店なので、少しリーズナブルです。

 

お店はこじんまりしていますが、意外と収容人数はあり、1階が満席でも2階もあるので、聞いてみるとよいと思います。予約したほうが良いけれど、雨の日とかは空いているので、すんなり入れたりします。ここではいつものひつまぶしを頼み、ペロリです。

 

 

 

■2021年1月 店名は秘密

 

お買い物のついでにふらっと入ったお店。覚王山のお店に比べると値段が半分位だったので、どうかなと思ったのですが、ウナギの身が痩せていたため、ちょっとがっかり。そのため、批判になっちゃうので、店名は伏せます。

 

教訓:うなぎの値段はケチってはいけない。

 

 

■2021年2月 あつた蓬莱軒

 

2021年2月に行ったのは、東京在住のグルメさんたち一押しの「あつた蓬莱軒」。神宮店や本店ではなく、名古屋松坂屋の南館です。「3店の中で一番空いているから」という情報を基に11時開店前に行ったのに、10時50分に着くとすでに待っている人でいっぱい。受付の人に名前をフルネーム伝えて、待つこと数10分、ベネも呼ばれたので、荷物を持って入店しました。

 

(待合室がとても広いです)

 

メニューですが、有名なウナギ料理もありますが、その他にもトリやウナギ懐石などもあります。ベネは「ひつまぶし」と決めているので、注文して、「ひつまぶし」の食べ方を読みながら、おとなしく待ちました。

 

 

「ひつまぶし」の食べ方ですが、標準的なひつまぶしのセットは、「ごはんの上にうなぎを切ったの、小葱、わさび、きざみのり、だし、香の物」です。

 

 

ごはんをしゃもじで十字に印をつけて4等分にして、1回目はうな丼として、2回目はうな丼に薬味をのせて、3回目はだしをかけて食べます。4回目は一番気に入った方法をリピートするとよいそうです。

 

 

ベネのオーナーのパートナーは、うな丼と薬味のせ、オーナーは薬味のせとだし掛けが好きだそうです。

 

■2021年4月・11月 「うなぎの新甫

 

4月と11月に行ったのは、東山線池下駅から今池方面に5分くらい歩いたところにある創業50年のうなぎの新甫です。

 

2階建てのお店は、大広間があるらしく、多人数を収容できるそうです。(緊急事態宣言中は間隔をあけています)

 

ベネが行った日は雨降りで、お客さんが少なかったのですが、前日と次の日の予約は200人あったそうです。無駄足にならないように予約はできる限りした方が良いみたいです。

 

このお店は、ひつまぶしではなく、おひつに入っていないので、「まぶし丼」といいます。

 

 

ベネの注文は決まっているので、座りながら、並みサイズの「まぶし丼」を頼み(結構せっかち)、ベネPはウナギのかば焼きと白焼きを食べていました。味はとてもおいしかったです。うなぎがふわふわ、外パリパリで、香ばしいのが好きな人にお勧めです。

 

 

■2021年6月 うな富士

 

2021年6月は、名古屋でも名店中の名店と言われていて、ミシュランにも載っている「うな富士」に行ってきました。お店は昭和区白金にあり、どの駅から近い?と聞かれると困るくらいどの駅からも遠いです。JR鶴舞駅から徒歩約10分、地下鉄名城線の東別院駅から徒歩約15分です。

 

夜の部は17時からです。平日は予約ができますが、土日はできません。そのため、早めに行って受付と注文を済ませて待ちます。今回は1時間位待ちました。店内に案内されてからも約30分待ちました。

 

 

ペロリ完食です。このお店のうなぎの焼き方の特徴は、ずばり「浜松風」。名古屋とか三河風ではありません。うなぎは肉厚でふっくら柔らかく蒸してありながら、外の皮はパリッとしています。まさに東西のいいとこどりです。

 

 

 

いつもどおり、ベネはひつまぶしを頼み、しゃもじで、おひつの中の鰻乗せごはんを4分の1にして、お茶碗に盛り、1杯目はそのまま、2杯目はワサビを付けて、3杯目は薬味とだしを入れて、最後はワサビを付けて後半はだしを入れてお茶漬けにして食べました。たれは、甘すぎずしょっぱすぎず、いい感じです。そしてシバ漬けがおいしい!!パーフェクトなおいしさでした。

 

正直、パーフェクトな鰻の焼き方なので、ひつまぶしより、鰻丼がいいと思います。帰りの車の中で、ベネPが「今日のお店のひつまぶし食べて、俺って意外と関東の味に慣れていたんだなと気付いてしまった」という言葉が印象的でした。このお店は名古屋と東京・有楽町にあります。東京に帰っても食べれるよ!

 

■2021年7月 梶川

 

2021年7月はうなぎの日に料亭「梶川」に行って、

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うなぎを食べたので、うなぎ専門店にはいきませんでした。

image一口なのに満足度が高く、もう今月はこれでいいやと思った日でした。

 

■2021年8月 西本

 

2021年8月はうなぎの名店「西本」に行きました。紹介してくれた人は、「ひつまぶしより、うな丼がお勧め」と言っていましたが、「ひつまぶしの日」なので「ひつまぶし」を食べます。

 

 

11時の開店と同時に突撃しましたが、ほぼ満席状態。人気店っぷりがうかがえます。お客さんの注文は「うな丼」率高め。もちろん「ひつまぶし」もいます。

 

 

ベネは「ひつまぶし」を頼み、待ち時間に庭の鯉を眺めます。そうです。このお店は、庭も見どころの一つなのです。待ち時間はほどほどで、ベネの膳が運ばれてきます。

 

 

「あれ?出汁がない」と思ったら、「後でお持ちします」と言われました。ベネはいつも通り、お櫃の中のご飯をしゃもじで十字に印をつけて、最初はうな丼として、次は薬味を入れて食べました。鰻は、パリッと炭で焼かれていて香ばしくておいしかったです。3杯目を茶碗に持ってきょろきょろしているとお姉さんが「お出汁をお持ちしましょうか?」と聞いてくれたので「お願いします」と答えました。

 

出汁は小さな壺に入っていて、かけてみるとドロッととろみがあります。これは、梶川で食べたうな丼と同じスタイル!ただ、この出汁に関しては好みが分かれると思います。サラッと茶漬け風に食べたい人には、重いかなぁ。

 

 

後日、紹介してくれた人にひつまぶしの出汁の話したところ「西本のひつまぶしは後発組で他店と違いを出したかったんじゃないかな」と言っていました。確かに他とは違うひつまぶしを楽しみたいなら、おすすめです。ベネ的にはうなぎがおいしいから、うな丼がお勧め。

 

お店:西本 (にしもと)

住所:愛知県名古屋市東区山口町16-14

※個室のみ予約可

 

■2021年12月 うなぎのしら河

 

犬の散歩友達の紹介で行った「うなぎのしら河」。お店自体は、名古屋市内に4店(浄心本店、名駅、栄ガスビル、今池ガスビル)あります。ベネが行ったのは、今池ガスビル店。待つ人は多かったですが、待ち時間は意外と短かったです。順番待ちは、発券機で券を発行してもらう方式です。

 

 

夜だったので、ベネPは、日本酒を頼み、ベネもちょっと飲んでいい感じ♪(赤ちゃん設定を忘れているベネ‥)
 

 

ここは、他店より値段がお手軽と聞いていたのですが、その通りだったので、他店のひつまぶし料金と同じで食べられる「上ひつまぶしセット」を頼みました。セットにはうまき(出し焼き卵の中に鰻が入っているもの)と小鉢がついています。

 

味はたまりをベースにした甘めたれですが、甘すぎず食べやすい感じ。うなぎは主に三河一色産で、もちろん蒸さずに焼く方式なので皮はカリッ、身はふわっとした食感です。ベネが気に入ったのは、お米のおいしさ!硬さといい、味といい、今までの中でも甲乙つけがたいおいしさでした。ひつまぶしなので、うなぎとお米の相性はとても大事なのです。出汁はピンポンを押して呼ぶ方式です。薬味も追加無料です。

 

 

実際にベネが行ってみた名古屋のうなぎ屋情報でした。場所が千種区中心なので、観光の役にはたちませんが、近くで探している人の役に立ちますように。来年はカバー写真の瀬戸のうなぎのお店に行きたい‥。

 

※過去の記事を一部修正して再掲しています。