東京から名古屋へ引越した時の業者と地獄の引越体験【2020年12月】ベネ@名古屋日誌 | 名古屋に住むドイツ生まれのぬいぐるみの活動日誌

名古屋に住むドイツ生まれのぬいぐるみの活動日誌

ドイツ、ケーセン社のぬいぐるみと名古屋に住んでいます。主にドイツに住むベネの両親が心配しないように日誌を書いているという設定です。内容はドイツ、鉄道成分多めです。

Hallo! ドイツ生まれのペンギンのぬいぐるみ、ベネです。東京から名古屋に引っ越して約1年。2021年の年末は引っ越しませんが、友達は東京に転勤が決まり、引っ越し準備で大慌てです。

 

この時期、空いている部屋は少なく、犬同居OKとなると物件が少なく、一件に5組くらいの入居希望者がいるのは当たり前らしいです。また、東京に引っ越してくる人が一番困惑することが、家賃の高さらしく、名古屋と同じ感覚で探すと東京だけでなく、横浜でも見つけることはできません。久しぶりに聞きましたが、東京の家賃は高いです。寂しくなりますが、また名古屋に戻ってくるのを待っています。

 

今回は2021年1月に書いた引っ越し業者の見積もりと失敗しない業者選びについて記事をアップデートしてお届けします。誰かの引っ越しの役に立ちますように。

 

image

 

■引っ越し業者を選ぶ

最近では、引っ越し業者を選ぶときに相見積もり(略称:アイミツ)をとる人が増えました。Webページから簡単に複数業者に見積もりができるのは、ありがたいのですが、ほとんどの場合、家に来てなんとなく見回してから見積もりをつくるので、Webページの果たす役割は、業者がアポイントをとりやすくするためだけに存在しているともいえます。でも楽ではあります。

 

< 見積もりから、引っ越しまで >

今回、賢いベネは、SUUMOの相見積もりサービスを使い、6社から話を聞くことができました。

 

<SUUMOで返事をくれた引っ越し業者 ※社名は伏せるけど、ヒントあり>

A社 全国展開業界2位 ※家に来た

B社 全国展開業界1位 ※家に来た

C社 後で知ったけど、西日本が強いらしい ※家に来た

D社 高速道路上でよく見る ※時間が合わず家に来なかった

E社 小さな会社。東日本に本社がある 

F社 ネットのみで契約までできる

 

<引っ越し業者への連絡は住所が決まってから>

実は今回、名古屋の住所が本決まりする前に見積もりをしてしまい、かなり怒られました。コールセンターのオペレーターの声色がびっくりするほど不機嫌に‥。トラウマレベルですが、時間がたてばこれもブログネタ。これは3社とも同じだったので、参考までに。

 

オペレーター:名古屋のどの区に引っ越されるのですか?

オーナー:たぶん昭和区

オペレーター:昭和区以外の可能性はありますか?

オーナー:瑞穂区とか千種区の可能性もあります

オペレーター:(声が不機嫌に)住所が決まってからにしてください

 

引越経験が少ない、もしくはものすごく昔の場合、どのタイミングで連絡するのか、日にちは空いているのか?など気になったので、電話したのですが、そういうのはどうにでもなるらしいようです。

 

<引っ越し業者からの電話とメール>

ちなみに見積もりボタンを押してからの各社の動きはこんな感じ。

 

A社 見積もりボタンを押した瞬間に電話が来た ※バーターの営業電話もかかってくる

B社 見積もりボタンを押して10分後に電話が来た ※コールセンターの対応が良い

C社 見積もりボタンを押して1時間後に電話が来た ※少し丁寧に説明してくれる

D社 電話はないが、メールが1日に2度来た

E社 電話はないが、メールが1日に1度来た 

F社 電話はないが、メールが1日に1度来た

 

<実際の見積もり>

前提条件:

・2020年12月22日から25日の間に東京を出発したい

・搬出時間は午後希望

・洗濯機一台の設置希望

・犬と楽器は自分で運ぶ

・2LDK、エレベーターありマンション→3LDK、エレベーターありマンション

・エアコンの移動なし、照明器具の取り付けなし

 

見積もり:

A社 予想金額通り。4トン車1台(運び用2トン車1台)。3人

B社 予想金額より少し安い。4トン車1台(運び用2トン車1台)。4人

C社 予想金額。2トン車2台。2人

D社 4トン車1台。2人

E社 4トン車1台。2人

F社 4トン車1台。2人

 

値段と値引き:

事前に周りに聞いたところ、東京から名古屋は遠距離運賃になることと月末のため、引っ越し料金は30万円予想。A社とC社はこの金額に近い数字でした。一番安かったのはF社。F社とA&C社の差は15万!その後、交渉により、A社とB社の値引け合戦になり、電話で交渉すること数回。最終的にはF社に近い金額になりました。これはこれで、逆にいろいろ心配になりました。

※A社、B社、C社は最初の見積もり料金で比較しています。

 

<営業の対応>

あまり参考にならないのですが、営業の印象。基本的にどちらも感じがいいです。

 

A社 手際よく、進めていく感じ。

B社 社員教育が行き届いている感じ。

C社 やる気がなく、見積もりが一番適当だった。疲れていたのかな。

 

この段階ではA社かB社の二択。この二つは、B社が7万円安かったことと引っ越し後、家具の移動に一回来てくれることが決め手で決めましたが、実際には面倒だったので、家具の移動は自分でしました。このサービスは意外と利用しないのかも。また、20分でできることをしてくれるというサービスも頼んでいないのに照明器具をつけて終わりました。

 

<周りの評判>

東京→北海道、大阪など長距離引っ越し経験者にどの業者を使ったか聞いたところ、A社と日通が多く、B社はいませんでした。ちょっとここで失敗したかな?と感じ始めたところ、予想が的中‥。引っ越し日は地獄になりました。

 

<現実>

B社の見積もりによると荷詰めは、15時から18時で完了のことでしたが、13時に来て22時までかかりました。どうしてこんなに時間がオーバーしているのか?ベネには皆目見当がつきません。

 

あくまで推測ですが、一つには荷物量の目測が甘かったようで、4トン1台の予定が「4トン1台、2トン1台」6トン分の荷物があったことです。狭い部屋に大きな家具が入っていたため、完全に目測を誤ったようです。あと、二人暮らしのわりに家具が多かったらしい。これは3社とも同じです。

 

あとは、遠距離移動なため、ほとんどの家具を分解するらしく、分解に苦労していました。時間があったら、先に分解しておいてもいいかもしれません。

 

また、家の前の道幅の問題も大きく、東京の家の前は2トン車しか入れないので、4トン車は離れたところに置いていたらしく、違反切符回避のために、いつも一人は車に残らなくてはいけなかったらしく、想定人数より一人少ない人数で回していました。

 

でも一番大きい問題は、B社の売り「うちの作業員は社員なので‥」がこの時期だけかもしれませんが、どうみても4人中2人が不慣れなアルバイトだったこと。このアルバイトも身だしなみが悪く、ちょっとはずれな感じ。社員がいないとき、仕事のスピードが半分になるんだな‥。六角レンジ持ってなくて、貸したし、ねじ穴、端からつぶすし‥。こんなことならA社にしておけばよかったと本気で後悔した瞬間でした。まぁ、これも年末だし‥ということで人材不足に関してはしょうがないと思います。

 

それで、受け入れ先の名古屋は?というと12時予定が17時到着で搬入を始めたので、半日、家具のない部屋でぼーっとしていました。これなら人生ゲームを手荷物にいれればよかったと思いました。待っている間にガス会社と電話業者が来て、洗濯機の設置業者の人には「洗濯機が届いていないので、明日朝に来てくれ」と電話しました。

 

なんとなくわかっていたのですが、午前の作業が16時までかかったらしいです。スタッフは、一人以外はアルバイトのようでした。普通に「年末年始は帰省してしまうので、人がいないんです」と言っていたので‥。学生アルバイトに頼っているのかな。

 

そして21時に帰っていくときも「この後もう一件あるんです‥」と謎のことを言っていました。一応、間に合わない3件目はほかのユニットが対応し、応援だけらしいです。東京でも感じていたのですが、引っ越しのスケジューリングがおかしいような気がしました。

 

<梱包資材>

この会社は、タンスの中はいれたまま運ぶので、基本引っ越し梱包資材は、段ボール小30、大30、紙ガムテープ2つ、梱包資材(薄紙)でした。足りない分は利用済みのをくれます。ただ、この段ボール、かなり小さい。小は本当に小で、大は中って感じ。足りない分でもらった段ボールはサイズが違い大きかったので、聞いたところ「関西用」とのこと。なんか種類があるようです。

 

梱包用の薄紙は、くつを買うときにときに包んでくれるようなものなので、食器などには心もとないので、プチプチを用意したほうがよいと思いました。少し長さがあるタイプが使いやすかったです。

 

今回は、コロナ禍ということで、くつの箱や食器の梱包ケースは貸せないと言われました。なので、くつは段ボールに適当に入れられてしまい、こんなことなら、自分で入れたのになぁと後悔。今年引っ越しする人は確認したほうが良いかもしれません。

 

結構、雑な引っ越しだったのですが、アンケートに答えてください。というメールが来たので、内容を確認したところ、満足度調査ではありませんでした。アンケートには、「苦情を書かないで。苦情は電話で連絡して」と書いてあったので、アンケートに種類があって、満足度調査には別のフォームを使っているのではないかと勘繰る感じ。そんなわけでわかっていはいたけど、アンケート結果なんてあてにならないのです。

 

<母からの失敗しないアドバイス>

この話をベネのオーナーのママに話したら、失敗しない引っ越しのコツを教えてくれました。なぜ、事前に教えてくれなかったのかはわかりません。

 

二人以上家族前提:

・長距離の荷出しの時間は、午前作業指定

・荷受けの時間は、午前指定

・(重要)値引き交渉はせずに、人員を増やしてもらう

結論から言うと引っ越し業者を選ぶなら、値段じゃないと痛感!

 

長距離の引越しは本当に大変です。でもいろいろなものを見つけたり、断捨離できたりするので、たまにするといいと思います。あっ、今回ベネのオーナーのベッドの裏から8000円出てきたのは秘密です。パートナーの部屋からは1円も出てきませんでした。変だなぁ。

 

にほんブログ村 にほんブログ村へ
にほんブログ村