●家内安全祝詞 (やぬちあんぜんののりと)

 

 

前回の厄年祓に続いて、これもそのままの

意味の祝詞ですね。ニコニコ

 

注視すべきは子孫繁栄までも祈願している祝詞

ということですかね。

 

平均寿命50歳、無事に成人になれる者が全体の

2/3とされた昔は、血の繋がった子孫が残れば良し、

それが叶わなくとも家名存続がなされることが大事

とされていました。

 

家名が存続さえされれば、祖先と自分の御霊は後代が

弔ってくれるわけです。それにより二世(生まれ変わった

姿の事)が幸せになると信じられた時代、それはとても

重要なことだった訳です。

 

現代、少子化の影響で家名が絶える家は次々出てくる

ことでしょう。しょうがないこととはいえ、少し寂しい時代に

なったように思います。

二世云々が本当かどうかは分かりませんけども。

此れの 神床に 禮代の御饒 御酒を (これの かむどこに ゐやしろのみけ みきを)

捧奉りて 恐み恐みも (ささげまつりて かしこみかしこみも)

乞祈奉らくを 平けく 安げく  (こひのみまつらくを たいらけく やすらげく)

聞召て 大神の 高き廣き (きこしめして おほかみの たかきひろき)

巌しき 恩頼に依り (いかしき みたまのふゆにより)

家内 禍神の 禍事無く (やぬち まがかみの まがことなく)

家業を 彌勤めに 勤めしめ給ひ (なりはひを いやつとめに つとめしめたまひ)

家族の身 健に 心清く (やからのみ すこやかに こころきよく)

忠寶に 正しき人と 成らしめ給ひ (まことに ただしきひとと ならしめたまひ)

子孫の 八十連続きに 至るまで (うみのこの やそつづきに いたるまで)

五十橿 八桑枝の如く 立栄しめ給ひ (ゐかし やくはえのごとく たちさかえしめたまひ)

家門高く 彌遠永に 攀しめ給ひ (いへかどたかく いやとこしへに あげしめたまひ)

松の緑の 変わる事無く (まつのみどりの かわることなく)

守り 恵み 幸へ給へと (まもり めぐみ さきはへたまへと)

恐み恐みも 白す (かしこみかしこみも もうす)