こんにちは、51代の金﨑太亮です。


僕は徳島の田舎で育ちました。まわりに山と畑しかないようなところで、高校までずっと地元で過ごしてきました。大学に入るまでは、部活で全国を目指すなんて話は、正直、自分とは無縁な世界のことだと思ってました。


部活に入るつもりもなかったし、アメフトの「あ」の字も知りませんでした。新歓で先輩にご飯をおごってもらって、ふらっとグラウンドに行ってみたら、なんだかんだで気づけばグランパスに入ってました。


アメフト部の毎日は、想像以上にハードです。練習の頻度も多くて、生活の真ん中にアメフトがどんと居座る感じ。気づいたら自分の生活の中心がアメフトになっていて、最初はびっくりしました。


ただ、今でもうまくできないことばっかりです。プレーでは毎日のようにやられて、思うように体が動かなくて、何度も悔しい思いをしてます。頑張ってるつもりでも結果が出なくて、正直しんどいなと思う日もあります。


それでも、ここで過ごしている時間は、自分にとって大事だなと思えるようになってきました。こんなに本気で全国を目指して、がむしゃらになって、悩んで、もがいて、仲間とぶつかって――そんな日々は、たぶん普通に大学生活を送ってたら経験できなかったことです。


そして、横で一緒に走ってる同期の姿が、何よりの支えになっています。あいつらが頑張ってるから、自分ももう少し踏ん張ってみようって、何度も思わされてきました。仲間って、すごいです。


今はまだ力不足で、できないことの方が多いけど、それでもここで踏ん張ってる自分に、ちょっとずつ自信を持てるようになってきました。


これからも、ゆっくりでも前に進んでいけたらと思ってます。


読んでくれて、ありがとうございました。