年4回送られてくる『JAF MATE』の夏号が送られてくる
。
このJAF MATEを読むのを楽しみにしている
。

楽しみなのは色々ある。
まずは、表紙絵の動物写真。
動物写真家の岩合光昭氏の撮影がとても癒される
。(今回は紀州犬)
松任谷正隆氏の連載コラムも面白い
。(ロシアの交通事情)
ページをめくると、日本各地を自動車で旅する紀行文も楽しみの1つ。
まるで、自分が旅をしている感覚で読み進めることができる
。
そして、一番の楽しみは最初のコラム。
お題は『幸せって何だろう』
。
このお題に対して、様々な人が執筆している。
今回は、芥川賞受賞作家の羽田圭介氏。
私も過去に「スクラップ・アンド・ビルド」を読んだことがある。(ただし、内容は忘れてしまった
)
さて、本題に入る。
羽田氏の幸せとは![]()
若いころは、遊びでも仕事でも経験したことがないことに挑戦し、心躍るような楽しみが多くあった
。(前のめりの幸せ)
しかし、40歳を前にして、そのような前のめりの幸せが減る一方、日常の中でのやすらぎ、じんわりと感じる幸せがある
。ただし、このじんわりと感じる幸せにあまり馴染めていないと言う
。
この2つの幸せは、四十肩、五十肩に近い気がするとのこと。
これは、筋力の強い部分と弱い部分が入り混じってバランスが取れずに痛みを感じてしまう
。
最近、ハワイへ行き、自分のことを知らない人、言葉が通じないことで無力感をおぼえる。
今まで安定していたと思っていた自分の力を失う感覚が愉快でたまらないと言う
。

そのため、英語の勉強を細々と続けている。
語彙、文法、その他いろいろとやるべきことが多いため、没頭せざるを得ない
。
ひょっとすると、この『没頭』できることが最も確かな幸せの種類かもしれない
。
ここから私見を述べる。
羽田氏は、若いころの幸せと中高年の幸せは、性質が異なると言うがその通りだと思う
。
若いころの幸せは、パワーを原動力にして猪突猛進と言ったところか![]()
中高年になると、日々の何気ないことに目が行き、些細なことにも嬉しさや幸せを感じる
。
羽田氏はまだ30代。
その狭間で揺れ動ているのだろう。
現在、語学勉強に『没頭』していることに幸せを感じているという。
全くその通りだと思う
。
誰に言われずに自ら進んで行い、時間を忘れてあることに集中することはこの上ない幸せ
。
さて、自分を振り返ってみる。

<没頭できること>
・毎朝のジョギング。
・日々綴っているブログ。
・好きな本を読むこと。
・山歩き、トレッキング。
・仕事終わりのお酒。(これが1番かも)
・物件確認 & 物件清掃。
・野球観戦(特に東洋大の応援)。
上記のことは、現在副業の福祉施設を辞めた後の生活にも大きく影響する
。

上記のことがあれば、退職後も日々の生活が充実したものになるだろうと勝手に納得する
。
何はともあれ、今の生活は十分幸せだと自画自賛している
。