3月1日は次女の高校卒業式の日
。
このご時世、保護者の参加人数は1人のみ
。
当初、妻が参加する予定だった、副業で勤めている福祉施設の公休日と重なる
。
前日の夕食時の会話
私:「明日、(仕事が)休みだからパパが(卒業式に)行こうかな?」
妻:「いいんじゃない!」
娘:「パパが行くなんて笑える
」
そういう経緯で私が参列することが決定。
実は、次女の高校は私の母校でもある
。
今からちょうど30年前に私も卒業した
。

妻の送りで高校に到着。
時々、送り迎えに来たためか、特別な感情はなし
。
多くの保護者が立て看板の前で記念撮影をしている。

受付を済ませて、校舎内に入る。
自分自身、1年次は16HR。
その教室が当時と変わらない
。
廊下にあるロッカーも昔のまま
。

この中庭で学校祭のハリボテ(巨大シンボル)を作った
。
また、大先輩である作家の井上靖先生がここで講演してくださった
。(そのすぐ後に亡くなったと記憶している
)

部室等も昔のまま。
この前の道(道路)をスリッパで歩いていたことを思い出す。(本当はいけないこと
)

グラウンドも昔のままだ。
グラウンドが2つあり、こちらがメインのグラウンド。
左奥にもう1つのグラウンドがある。
いよいよ、卒業式を迎える。
校長式辞はともかくとして、その後の来賓祝辞の話が長い![]()
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。
8人の来賓のうち、4人がしゃべる
。

PTA会長、後援会会長、進路対策委員長、施設環境委員長。
4人ともかなりの高齢
。
何の原稿もなく、いきなりしゃべりだす。
恐らく、弁護士と思われる1人の最初の一言目、
「今日は(卒業を祝う)めでたい日。今日の夕ご飯は赤飯だ
。」
私は、呆気にとられる
。
また、ある来賓は、
「失敗は何度してもいい。どんどん失敗しなさい
。」
私は心の中で以下のことをつぶやく。
「あなたは、本当に身も心もダメージを負うぐらいの失敗したことがありますか
」
「自身の経験上、失敗から這い上がるにはもの凄いパワーとエネルギーが必要
。私はいとも簡単に、どんどん失敗しなさいとは言えない。勝手なことを言うな![]()
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。」
ツッコミどころ満載の来賓祝辞
。
4人の祝辞だけで約1時間30分近くかかる
。
もうお尻が爆発寸前
。
この憂さ晴らしを校歌斉唱で大きな声で歌うことにする
。
卒業したと言っても、国公立大学の合格発表前。(3月6日発表)
多くの卒業生はまだ、進路は未定のはず
。
私もそうだったが、卒業したという実感がわかない
。
娘もまだ大学受験を控えている身。
やはり、進路先が決まった時に、初めて卒業したという実感がわくだろう
。
それにしても、我が母校の卒業式に娘の保護者として参列したことに感謝したい
。