不動産投資家、不動産賃貸経営をする人は『入居率』『空室率』は最大の関心ごと
。
なるべく空室は避けたい
。
しかし、賃貸物件とは入退去を繰り返すもの。
退去が決まれは、すぐに入居してもらうように努力する。その無限ループ
。

さて、12月も終わろうとしているこの時期の恒例の発表
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それは、1年間の入居状況
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全部で38室(テナント、戸建てを含む)。
大変ありがたいことに、今現在(12月末)では満室![]()
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今年は入退去の動きがあり、退去が多かった気がする
。
今回、2つの計算方法で入居率を算出する。
①稼動平均入居率
入居数/部屋数×100
※ 『各物件の入居率を算出後、物件数で割る』方法ではない。全ての入居数、部屋数とする。
②賃料ベース入居率
実質賃料/満室想定賃料×100
①は今までも使っていた手法。
※(注釈)にも書いたが、この方法を使うと数字のあやで若干入居率が上がる。その方法は使用しない。
②は今回、新たに導入する手法
。
現実問題としてこの計算方法は、実益に直結したものだと思う
。
たとえば、1室空室でも、その部屋の賃料が14万円/月と4万円/月では意味合いが違う。
当然、高い賃料の空室は痛い。ある程度、物件を所有している人は、②の計算の方が意味がある。

さて、発表する。
①稼動平均入居率は 『93.5%』
②賃料ベース入居率は『94.6%』
私が思っていたよりも高い数値
。
しかし、5%以内におさまらなかった
。
その原因は大きく4つある。
・昨年末孤独死した部屋の入居が決まるまで8ヶ月要す。(たった8ヶ月ともいえる
)
・戸建ての入居が決まっていたが、コロナの影響
で急遽キャンセルになる。新たに募集をかけ、入居が決まるまで3ヶ月を要す。
・1LDKの角部屋が半年も空室。当初は入居がほぼ決まっていたが、隣人の声かけが怖いとのことで急遽キャンセルになる。
・2年前に購入した4室(購入時は2室が空室)のアパートの最後の1室が決まるまで5ヶ月を要す。
最初のほうでも書いたが、今現在は満室経営
。
孤独死した部屋も、購入前から空室が続いていた部屋も埋まった。
この調子で来年は空室率を4%以内(できれば3%以内)にしたい
。