7月1日と言えば、『路線価』の発表日
。
いつもなら、恒例行事と思って聞き流す
。
しかし、今回は違う。
驚くべき事実が判明
。

我が街の静岡県が、何と・・・
ワースト1(泣)![]()
![]()
![]()
下げ幅が全国の都道府県で最も落ち込む
。
対前年変動率△1.6% ![]()
下落は13年連続で、初のワースト
。
色々な記事を読むたびに、心が痛むワードが飛び込む
。

例えば、静岡県で最高路線は116万円/1㎡。
昨年は121万円/㎡で、△4.1%
。
日本不動産研究所の鈴木支所長の談話を以下に掲載。(抜粋)
・製造業への依存度の高さが明暗を分ける。愛知、岐阜、三重なども1%以上の下落率だった。
・3密を避けるため、人手が大きく減少し、地価も落ちた。浜松を含め、市街地商業地では厳しい影響を受けた。
・前年は8.8%の上昇を見せた熱海市でさえ、今年は横ばい。
気になるのは、私が読んだマスメディアは、全てが鈴木氏にコメントを求める。
それだけ鈴木氏が重鎮ということ![]()
それもと、マスコミの不動産業界に対する人脈のなさ![]()
さて、これだけでは、上辺だけの内容となってしまう
。
ここからは、独自に調査
。(所有する物件所在地を中心に)
地元新聞記事を入手。
すると、以下の記事が目に留まる。
『駅周辺は引き合いが強く、駅北の@@町(自宅)で14万円台の取引も。』
『〇〇駅周辺を含めた好立地の中心市街地が人気で、16万6千円の売買があった。』
全ての所在地を総合すると、
『横ばい』。
軒並み下落傾向の静岡県で、横ばいは善戦しているのではないか
。(自分に言い聞かせる
)
何とか踏みとどまった感がある
。
私の不動産購入のコンセプトは、立地が命。(面目を保ったか)
その土地に価値がなければ、出口が見えないという考え
。
<まとめ>
ある側面からすると、路線価が下がるということは、悪いことではない。
路線価とは相続税を納める時の基準となるもの。
路線価が下がれば、それだけ、相続税の負担が軽くなる
。
しかし、総合的に判断して、土地の価値が下がることはうれしいことではない
。
今後、何とか経済が上昇し、再び全体的に路線価も上がることを期待したい
。