静岡経済研究所が発行している『SERI 景況リポート』8月号。(既に9月になってしまい、すみませんショボーン

image
 トップのタイトルは、『県内経済は底這いの状況続くダウン

 相変わらず、県内外を問わず、経済が厳しい状況であることは間違いないあせる

 その中でも今回は、今夏のボーナス事情について取り上げている。

 研究所が、特別にボーナス状況を調査したとのこと。

 それによると、コロナの影響で、

 『ボーナス支給額を減少する企業が大幅に増加ダウン

 具体的に見ていこう。

<調査結果内容の分析>
 △昨年と比べて、「減少」させる企業が40.5%
 △「支給なし」の9.5%との回答も1割近くに達する。
 △「減少」「支給なし」を合わせると、半数を占める。
 〇業種では、トイレットペーパーなどが品薄となり増産となった「パルプ・紙・紙加工」では「増加」が25.0%と4社に1社となり、「前年並み」も60%となった。
 △「輸送用機械器具」「ホテル・旅館業」では増加はなく、「輸送用機械器具」は61.8%が「減少」、「ホテル・旅館業」は「減少」が44・4%、「支給なし」が55.6%と極めて厳しい状況となった。

 紙面としては、たったの1ページ。

 しかし、内容は「パルプ・紙・紙加工」などのごく一部の業種を除いて、極めて厳しい状況ゲッソリであることが如実に表れている。

 確か、経営者としては業績が上がらなければ、ボーナス支給をしなくてもよい!?

 しかし、労働者側としては、ボーナスを見込んでいる人は当然多いパンチ!
 
 具体的には、マイホームを購入する際の『住宅ローン』。

 月々の給料から支払うが、それと同時に、ボーナス時の支払いをしている人もいるはず。

 マイホーム以外にも、『マイカーローン』『教育ローン』等々も言えること。
 
 
 今回の記事から、調査した約半数の企業が今夏のボーナスを「減少」または「支給なし」えーんとのこと。
 
 コロナの影響は、まだまだ続いている。

 この悪影響が冬のボーナスにまで反映すると、様々なところで破綻(自宅、マイカー、教育等)する事態が起こる滝汗とも限らない。

 「今夏のボーナスの厳しい状況が、マイホーム、マイカー等を手放さなければいけない状況の前兆であった」という事態にならないことを祈るのみである。